2016年6月24日金曜日

カンゾウの花の味と保存方法

春に美味しい新芽をごちそうしてくれる野草、カンゾウ。
初夏には綺麗な花を咲かせ、蕾は中国などでは食材として扱われています。

カンゾウの花は以前にも一輪だけ摘んでそのまま食べたことがあります。
クセのない味で美味しかったです。

今日摘んできたヤブカンゾウです。
6月24日
インターネットで色々調べ、蒸して干す保存方法をやってみました。
写真はすでに蒸す前の状態で、鍋に湯を沸騰させ、台の上にザルを置き、カンゾウを入れてあります。
この後蓋をして約5分間蒸してみました。

蒸しあがりです。
しなっとしていますね。
ひとつ摘まんで試食。
うん、生の時よりも甘味が増していて美味しいです。

晩ご飯用に少しとりわけ、残りは干したいのですが天気が曇ってきてしまい干せません。
なのでフード乾燥器を使うことにしました。

私が使っているのはFDS-77という製品です。
肉のジャーキーが作れる高温設定があるので購入しました。
数時間乾燥をかけましたが、エノキは乾燥しましたけれど水分の多いカンゾウはまだまだ乾かず。
夜寝る時は冷蔵庫に入れ、翌日は晴れましたので網に入れて外に干しました。
上段がカンゾウです。中段ではとうもろこしのヒゲを干しています。
(この後もちろんファスナー閉めます)
途中で天気が悪くなり、また室内乾燥。
ある程度乾いてきましたが、乾燥器を使い続けると電気代が困るので、後は冷蔵庫内で乾燥させて出来上がり。

・・・うーん、色が悪い。。。

なんだか美味しそうではありませんので、次に収穫したものは冷凍保存してみることに。


そして後日収穫して、さっと茹でてみました。
7月5日
7月5日
発色がよくなるかなと思い、以前購入して残っているクエン酸を少し入れてみました。酢の替わりですね。
そしたら湯に色素が溶け出していて。
それを見て、そういえば通常は蒸すんだったよなと思い出し。反省。
次は蒸そう。

拭いて水分を取り除き、袋に入れて冷凍しました。
後日料理に使って、食感を確認したいと思います。

カンゾウの花はほんの少しだけ甘味を感じる優しい食材。
彩りも綺麗ですし、ゆでただけの状態で料理に添えたり、汁物に入れても美味しいと思います。
(あ、隣の黄色い花はナスタチュームね。)

日本ではレシピ検索してもそれほど出てきませんが、『金針花 食谱』と検索すると外国のレシピがでますので参考にできるかと。





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