直射日光が強くあたる場所では葉が痛んでしまったりゴワゴワ食感になったりしますが、半日陰くらいのところで育ったツユクサは、夏を越しても充分に食用になります。
ただ、主役にはなれない野草かな。味が弱いんですよ。
主張する味がありませんが便利な野草ですので、今までアップしていなかったツユクサ料理をここにのせていこうと思います。
まずは定番中の定番、汁物。
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アクがありませんので水にさらすのは荒熱をとる目的だけ。なのですぐに調理できます。
かきたま汁にもあいますよ。
麺料理の時も使っています。
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ツユクサ、それからハルノノゲシも使っています。
両方ともさっとゆがいてから水で冷やして刻み、キュウリ、わかめ、ゆで卵、醤油出汁で煮た油揚げとエノキをのせ、しょうがを添えていただきました。
ツユクサは野菜と言っていいくらいクセがありませんので、こういうシンプルな料理にもよくあいます。
ノゲシはキク科独特の苦味がありますが、それがアクセントになっていて美味しかったです。
こちらは冷やしうどんの別バージョン。
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野菜のモロッコインゲンは表面が少しざらざらしていて食感がよろしくありませんが、ゆでると薄皮がはがれてきますので、丁寧に落として舌触りよくしました。
焼きそばにも使ってみたり。
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使った野草は冷やしうどんと同じようにノゲシとツユクサ、それから剪定も兼ねてシロザもプラス。
はい、庭に食べられる野草をはやしていまして、脇芽がたくさんでて収量あがるように頂芽を収穫しました。
炒め物でしたらツユクサは下茹でなしでもいけると思うのですが、シロザは必ず下茹でしてから使いますので、他の野草もついでに茹でて水にさらしてから刻みました。
で、味の感想ですが、シロザはちょっと硬め食感ですので存在感あります。ノゲシはシャキシャキ食感とわずかな苦味がよい感じ。
でも、優しすぎる味のツユクサは存在感ゼロでした。
不味くはありませんが、焼きそばに入れるのはもったいないかな。
こちらは豆腐をのせて夏仕様な一皿に。
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ゆかりとシソの風味、ワカメのつるつる食感と一緒になって、黙って出したら野草だとは気づかないと思います。
この日は他にもシロザを摘んで料理しました。
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シロザだけでは量が少なかったので、野菜のヒユ菜も茹でて混ぜて刻んであります。
近所にイヌビユが自生していませんので私は野菜のヒユ菜を蒔いて栽培していますが、野草のイヌビユでも同じように使えると思いますよ。
写真二枚目の濃い色の葉物がシロザ&ヒユ菜です。
ひき肉料理と一緒にいただきました。
露草を漬物にもしてみたり。
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三五八漬けにしてみました。
が、うーん、やはり味が薄い野草ですね。三五八漬けの味しかしません。
下茹でせずに入れたせいか、普通ならば少しぬめりのある葉なのに硬いです。
そのまま食べるよりも刻んだほうがいいなと思い、刻んで素麺のトッピングにしました。
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露草は漬物にはむかないのかも知れません。
もしくは、茹でてヌメリをださせてから漬けるとまた違った感じになるかも。
ツユクサはとても綺麗に発色します。
その良さをいかしてヨモギのパウンドケーキに入れました。
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ツユクサは柔らかく茹でて刻んでからハンドブレンダーでペースト状にしました。
ヨモギはみじん切りのまま加えて。
レシピはこちらに書いてあります。
こんな感じでツユクサは普通に使える野草です。
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