2015年12月30日水曜日

水煮筍使っておせちのいりどりつくりました

今年5月、群馬の唐辛子屋さんの畑に行ってタケノコ狩りをしてきました。
その時に持ち帰ったタケノコを水煮にして保存。
おせちのいりどりに使いました。

記録として、収穫の様子から記します。


こんな感じでにょきっとでてきていますので、唐鍬使ってガスガス掘り起こしました。

掘ったらすぐに皮を剥いて、羽釜でゆでて。
3~4回茹でたのかな?
帰宅するときに結構たくさんおすそ分けいただきました。




そして料理。

まずはやっぱたけのこご飯ですよね♪




たけのこの天ぷらにチンジャオロース。
葛の芽とヨモギの天ぷらも作りました。




五目炊き込みご飯、イカとタケノコの旨煮。
旨煮はイカのワタも入れました。




タケノコの煮物に五色豆。


すぐに食べた料理はここまで。

結構食べたつもりでも、夫婦二人ではそれほど減らないことがわかっていましたので、早々に保存食作りもしていました。



干しタケノコ作ってます。


初めて作りますのでどれくらいの厚みにすればよいかわからず。
約2ミリ厚に切って、カラカラになるまで干しました。



ネットでタケノコの保存方法を調べて、干しタケノコ、塩漬け、水煮、それから冷凍を試してみました。


左の白いのが塩漬け、中央の小さい袋が干しタケノコ、右の緑ラベルは冷凍タケノコ、奥が水煮タケノコ。
塩漬けは大きな状態のまま、冷凍タケノコは切ってあります。


ネットには、冷凍タケノコは1ヶ月以内に使ったほうがよいとありましたが、2ヶ月後の7月に取り出して料理してみました。


味が落ちた感じもしませんでしたし、食感もよく、美味しかったです。
塩漬けですと塩抜きの必要がありますし塩分がなかなか抜けず困りますが、冷凍だとすぐにつかえて便利ですね。


干しタケノコはまだ使っていません。我が家は湿気が多いので、乾燥させてありますが冷蔵庫で保存中です。



瓶詰めの水煮たけのこは正月に使おうと思って保存しました。
実は去年も水煮タケノコを作ったのですが、脱気が甘かったのか何瓶かダメにしてしまって。
なので今年はしっかりと加熱殺菌&脱気しました。



うん、瓶のふたのペコペコするところもしっかりと凹んだままです。
今年は4瓶すべて成功!(^▽^)!


2瓶使っておせちのいりどりを作りました。


残り2瓶、いつ使おうかな~
楽しみです♪


2015年12月29日火曜日

七草探してご近所探索

来年の1月3日に多摩川で七草を摘んで七草粥を作るオフがあります。
はい、三が日中に七草粥をやるという企画です。
参加者のみんな!家庭サービスはどうしたーーっ
まあ私も参加者の一人ですけれどね(・ω・)

春の七草、みなさんご存知ですよね。
その中でひとつ、探してもさがしても見つけられない野草がありまして。
ホトケノザ(コオニタビラコ)です。

注!!
ネットでホトケノザと検索してでてくるのはシソ科植物ですのでお間違えのないように。

オニタビラコはあるんですけれど、コオニタビラコがなくて。
七草粥オフの前にご近所探索してちょっと探してみましょ。


はい、オニタビラコ(キク科)はありました。



はこべ(ナデシコ科)もあります。


なれれば見間違えることはないのですが、『これってはこべで間違いないかな?』というときは茎を引っ張って採取してみてください。


茎の中に白い芯(維管束)があるのがわかると思います。
この白い芯はハコベの名前の由来になっているとかかんとか。


すっごくちっちゃいナズナ(アブラナ科)もありました。


こんなに小さくても花をつける。生命力ありますね。


ひととおり見てまわりましたが、やはりコオニタビラコは見つかりませんでした。
うーん、多摩川七草粥オフの時はオニタビラコを持っていくことにしよう。

注!
オニタビラコは食毒不明です。


ハハコグサ(キク科)です。


すっごく柔らかい葉をしていて大好きな野草です。
ハハコグサと間違えやすい品種も結構ありますが、手触りと見た目を覚えてしまえばその後は間違えないかと。
ハハコグサは庭にもたくさんはやしています。数が増えたらこれで草もちを作りたいなって。



次に自宅の庭に移ります。
庭は畑として開墾していまして、食べられる野草も勝手にはやしてたり。


セリ(セリ科)です。


これは群馬の唐辛子畑のお手伝いに行った時に採取して、自宅の側溝で育てています。
もう何年だろ?このまま放置栽培で、周りの地面にも株が増え始めてきました。



これは北京紅芯大根(アブラナ科)。いわゆるスズシロですね。
紅芯大根ですから中心に色ついてますけど。




こっちはサラダ蕪『もものすけ』(アブラナ科)。
春の七草でいうところのスズナです。




まあ、代用品のオニタビラコを使えば七草揃いますが、できれば多摩川の現地で採取したいですよね。

多摩川七草粥オフは数年前にもしたことがあって、野良の大根があることは把握済みです。
なので、持参するのはオニタビラコとカブ、ハハコグサくらいかな。
ハハコグサも確かあったと思うのですが、念のためにね。


2015年12月16日水曜日

ノビル収穫

今日は久しぶりにご近所探索に行ってきました。
目的は冬のキノコ探し。見つかりませんでしたけどね。

サルトリイバラの実がありましたので、果実酒に漬けてみようと思ったのですが、


つまんでみたら実の中身がすっからかん。時期が遅すぎましたねぇ。。。


せっかくですのでノビルを少しだけ掘ってみたり。

ノビル

小さいですね。
時期的なものもあるとは思いますが、近所のノビルは全部小さいです。
だれも採らないから球根がくっついたままで、大きくなる場所がないんですよね。


収穫したノビルは綺麗に洗って切って。


お昼ごはんの汁物にしました。


・汁物(ノビル、蕪の葉、銀杏)
・菜花の辛子醤油和え
・小松菜の胡麻和え
・ピーマンと人参の辛子味噌炒め
・鹿アバラのシナモン風味
・ご飯
・バラムツ味噌漬け焼き

副菜は昨夜の残りですが、豪華な昼御飯になりました。

消化できないワックスエステルを含むバラムツは流通不可な魚ですが、私は普通に食べていたり。
にゃごにゃのジビエ料理の『釣り・特殊魚類』の中に料理等をのせていますので、興味あるかたはご覧ください。

ごちそうさまでした。


2015年12月13日日曜日

アマダイ料理に野草山菜をあわせてみました。

アマダイいただきまして、その料理に野草山菜を色々と組み合わせて使ってみました。


アマダイをいただいた翌日のお昼ご飯の様子。


お粥には、小さく切ったお餅とタネツケバナが入っています。


庭の畑に食べられる野草をはやしてあります。
タネツケバナがだいぶ大きく美味しそうに成長していましたので、収穫して料理しました。


生のまま刻んで入れて緑の味が濃すぎるといやだなと思いましたので、軽く下茹でしてから刻んで入れました。


味付けは塩のみ。
塩だけのほうが甘みを感じて美味しくて好きです。


この日の夜はアマダイの切り身を使ってとろろ蒸しを作りました。


中に入っている銀杏は、今年の秋に拾ってきて綺麗にして冷凍保存しておいたものです。
銀杏を綺麗にしました
http://yasou5656.blogspot.jp/2015/11/blog-post_27.html

キクラゲも以前近所を探索した際に見つけて乾燥保存したものを使いました。
上にのっている三つ葉は庭に自生しているものです。


こんな感じでちょこちょこと使って楽しむ、いいですね。

ごちそうさまでした。


アマダイについてはこちらのブログに詳しくアップしてあります。


2015年11月27日金曜日

銀杏を綺麗にしました

10月15日に拾ってきた銀杏と、その後に別場所で拾ってきた銀杏。
両方とも庭の土の上に転がして放置していました。

銀杏を食べている写真をネットで拝見して、私も食べたくなりましたので綺麗にして。

果肉を無理やりむしりとったせいか、フライパンで炒っているときに、例の芳しいにおいが(^^;;;


ん~、食欲なくすーーー

ま、酒でもふっときゃにおいも消えるだろうて(たぶん


白ワインピシャピシャっとな。
はい、別の香りになりました。まあこれなら大丈夫。

炒りあがったあと、最初はね、キッチンバサミの持ち手付近にあるギザギザ部分で殻を割ってたんですよ。

ここね ↓ 写真はマテバシイだけど。


でもめんどくなっちゃって、結局は自分の歯で割っていきました。


この後、少し水をためたボールに入れて網しゃくしで上からコロコロ~ころころ~っとして薄皮をとり。
とり切れなかった薄皮は爪と指でもって丁寧に取り除きました。


それではいっただっきまーす


とはせず、全部冷凍しちゃいましたとさ。ちゃんちゃん。





2015年11月8日日曜日

塩漬けたけのこで炒め物

春にたけのこ掘りに行きまして、そのときとったたけのこを色々保存しています。
瓶詰たけのこは正月料理に使いますのでおいといて、塩漬け保存しているたけのこを使ってなにか料理つくりたいなーと。

塩漬けたけのこの塩分ってなかなか抜けないです。
以前に作った時も塩分が残ってしまってて。
なので今回は塩を洗い流してからすぐに細く切って、それを水につけてみました。
そして調理。



うーん、塩分が抜けない。。。
塩漬けたけのこの味は美味しいです。塩漬けすることでなんだかうま味が増えたように感じます。
だけどちょっと塩っからい。
その分調味料の塩分を減らしているのですけれどね。。。

なにかうまい方法、ないものでしょうか?

2015年11月2日月曜日

サルトリイバラの利用法

ご近所を探索しているときに、サルトリイバラの実をみつけました。


赤く熟して綺麗ですね。庭にもサルトイリバラがあるのですが、実がつかないのですよ。


さてサルトリイバラ。
食べることのできる野草のひとつです。
同じサルトリイバラ科には、山菜の女王とも呼ばれるシオデがありまして、新芽の様子はよく似ています。
サルトリイバラはとっても長くて細い枝を伸ばしますので、その途中から芽が伸びますけれど。


去年の5月に庭のサルトリイバラの葉を使って五月の節句の御餅を作りました。


柏がはえていない地域ではサルトリイバラの葉を使う(カカラ餅)とのことです。
この時の柔らかい葉は御餅と一緒に食べちゃったり。結構美味しい葉でした。


カカラ餅に気をよくして、今年の春は新芽を摘んで料理してみたんですよ。


でもねえ・・・うーん。。。

左はサルトリイバラのピーナッツ和え。
サルトリイバラの葉の味に特徴がなくて寂しかったです。和え衣の味がするのみ。

右はサルトリイバラの天ぷら。
揚げるの失敗しました。葉の味、あまりしませんでした。

不味くはありませんが、味がありませんので、結論は「美味しくない」となりました。


それからはサルトリイバラへの興味も薄れていたのですが、この赤い実を見て、帰宅してネットで調べて。
実も食べられるのですね。お酒作るのもいいみたい。


量は多くありませんでしたが、少しおすそ分けいただいて、果実酒を仕込みたいと思っています。
後日収穫してきますね。






2015年11月1日日曜日

近所探索 イヌマキの実、ムラサキシメジなど

ご近所探索に行ってきました。
目的はトリュフ。
ま、結論から言ってしまえば・・・見つかりませんでしたけれどね。。。

探索しているといろいろなキノコや木の実、昆虫にも出会うわけで。
虫などの写真もありますので、苦手な人は見ないようにしてくださいね。


とっても分厚くて立派なキノコがはえていました。




品種名、まだ調べてないんですよ。
好きな色合いですが、たぶん食べられないでしょうし。
わかるかたいらっしゃいましたら教えてください。

P.S. (2016/07/22)
これはコフキサルノコシカケなのかな?
コフキサルノコシカケで画像検索結果



こちらはとっても小さいキノコ。


ちみちみっとはえていて可愛いですね(^^)
しかしこれを食べて満足するには私の体は大きすぎるわけで。

P.S. (2017/10/15)
上の黄色くて可愛いのはビョウタケの仲間だと思います。


地面を見ながら歩いていたら、ナメクジが交尾しているところに出くわしました。


最初、なんだこの物体は?!と思っちゃいました。
すごく太くて大きななめくじでした。
なめくじは野菜の葉を食べてしまいますから自分ちの庭でみつけたら即殺でしたけれど、お外ですのでそれはせず、LOVEがんばれよと声をかけて立ち去りました。


夏の名残のタマムシの亡骸ですね。。。


なめくじ交尾を見た後でしたので、このタマムシはしっかりと子孫繁栄できたのかなと思いを馳せてみたり。。。


イヌマキの実が一個だけ落ちていました。


食べられる野草山菜図鑑で見ていましたが、実物を見るのは初めてです。
他にも落ちていないかと周りをくまなく探しましたが落ちておらず、この一個だけでした。

イヌマキらしき木も見当たりませんし、最初だいぶ疑って、食べるのをためらって。
でもなあ・・・どうみてもイヌマキの実だよなあ・・・

食べてみました。

おお、これは!!

イチイの実に似てる!

はい、イチイの実をもう少しだけ甘くしたような感じの味でした。

(イヌマキの可食部は赤い果肉のみです。緑の種部分が有毒とのことですので食べちゃダメです)

イチイの実は小さいですから満足感が薄いですが、この実は 食べたー という気持ちにさせてくれてGOODですね♪

これはきっと野鳥さんたちからのプレゼントと思ってありがたくいただきました。
ごちそうさまでした。そのうちキミたちのお肉も食べさせてちょうだいね。

P.S. (2017/10/15)
後日、この場所から500メートルくらい離れたところにイヌマキの木があるのを見つけました。

動物を飼育しているそばの土地に、たぶん床材として使ったであろう木のチップを大量に捨ててある場所がありまして。
ふかふかなチップの下は白い菌糸がいっぱい。

たぶん、ムラサキシメジであろうキノコがフェアリーリングを描いてはえていました。


陽がだいぶ落ちてきていましたので写真が少し暗くてすみません。


ムラサキシメジによくにた毒キノコでウスムラサキシメジ()というのがあるようですね。
手持ちのキノコの本で調べたところ、ムラサキシメジはウスムラサキシメジ()よりも色が濃く、柄は中実で、根元が膨らむとのこと。
これは食べられるほうのムラサキシメジの条件に該当しました。
ついでににおいも嗅いで。違和感ないごく普通のキノコ臭。

ムラサキシメジで間違いないだろうと思いつつも怖がりぃな私なので、FBのキノコグループにてご教授いただきました。ありがとうございます。

ウスムラサキシメジ()について
ムラサキシメジになく、ウスムラサキシメジ()にある特徴
・発生は初冬に終わる
・束生しやすい
・傘は湿るとヌメリあり
・ヒダは上生~やや湾生
・柄はたまに中空でカブラ状になりにくくたまにL字型に曲がり、基部に綿毛状菌糸がある
・エグい香り、そして苦味

今の季節ですと両方の発生が見られます。
束生というよりもフェアリーリング状にぽつぽつと発生していました。
この時は雨が降っていませんでしたが、後日、降雨後に行って確認し、ヌメリという感じは受けませんでした。
ヒダについては見比べていないのでよくわかりません。
柄は中実、根元はカブラ状に膨らんでいました。綿毛状菌糸と普通の白い菌糸の違いがわかりませんでした。

そして香りと苦味。
香りは最初の段階でチェック済みで、ごく普通のキノコ臭。
苦味については後日の再訪時にほんの少しだけ齧ってみて、苦味がないことを確認しました。
(確認後 ペッペッと吐き出しました)

なのでこれはムラサキシメジなのでしょう。たぶん。

それでも怖がりぃな私は収穫しませんでしたけれど。。。自分一人だと怖くて採れないぃーーー (><、)


同じく廃チップたくさんのところで発生していたキノコ。


硬かったので食べられないだろうと思い、同定していません。
ご存知のかた教えてください。

P.S. (2017/10/15)
たぶんスルメタケかなと思います。


おまけ


ヘビ~~ ~>゜)~~~


ジムグリかな?おとなしくじっとしていました。