2016年7月29日金曜日

近所探索(朴の葉の味ダメ、ヤマドリタケモドキを知らなかった頃)

明日7月30日に野食会2016夏の催しがあります。
今回も参加させていただきますので、なにかめぼしい物はないかなと近所探索してきました。

食材ではありませんが、落ちていた蜂の巣がとても綺麗でしたのでパチリ☆
なんでこんな綺麗なレモン色になるんでしょう?不思議です。


今回の目的のひとつ、朴の葉収穫。
以前作った朴葉餅が特徴ある風味ですっごく気に入りましたので野食会に作って持っていこうと思ったんです。
でも、餅を包んでみたのですが、すでに香りが変わってしまってて。。。
美味しいミルクティー香ではなく、青っぽいちょっと苦味を感じる香りになっていましたので、持っていくのやめました。
朴の葉の収穫は6月中、もしくは7月初旬までなのかな。うーん、残念。。。


7月に入ってからキノコの発生が増えましたね。
菌糸も盛んに活動しているみたい。
木の根元にみっしりと白くついていました。
これが食べられるキノコの菌糸ならいいのになー、なんて思いながら撮影してみたり。

今日もこのキノコがたくさんでていました。
綺麗な栗色のカサですね。

カサの色が違うタイプ

こっちのカサはちょっとこげ茶っぽい?

私にはイグチ系のなにかというところまでしかわかりません。


あまりにもたくさん出ていましたし、なんだか食べられそうな気がしましたので、成長したものを1本採って野食会へ持っていきました。
野食会当日の夜、帰宅してから撮影したものですのでだいぶ痛みがきています。
主催者の茸本さんはキノコにとても詳しいかたですので見ていただき、これはヤマドリタケモドキだよと教えていただきました。
美味しいキノコということですので、これから採って食べていこうかなと思いますが、図鑑を見たらなんだか似た感じのキノコも結構ある。。。
特徴をしっかりと覚えてから採ろうと思います。
茸本さん、見ていただいてありがとうございました。





2016年7月23日土曜日

つゆくさペースト、蕗シロップ、ルバーブジャム

我が家の庭には野草が自生しています。それから野菜も栽培しています。

数年前に植えたルバーブの苗が今年も大きく成長しています。
ルバーブのジャム、美味しいです。
ホントは春に新芽が伸びだした頃に作るのが一番美味しいのですが、今年はなんだか放置しちゃって。
ルバーブはギシギシやスイバ、イタドリなどと同じタデ科植物です。
これらの共通点は酸味があること。シュウ酸を含んでいるからかな。

今回ルバーブジャムを作るにあたり、他の野草でもなにか甘いもの作れないかなと思い、チャレンジしてみました。


庭にたくさんはえているフキを使ってみましょ。
早春にはフキノトウ、春には葉や葉柄を食しましたが、この時期のフキはスジっぽくて美味しくありません。
春の柔らかい新葉の時はジャムにしてみましたので、今回も作ってみよう!
ということで、若いのを選んで収穫しました。


それからツユクサ。
これも庭にたくさんはえています。
ツユクサはクセのない味の野草ですので、こちらもちょっとチャレンジしてみましょ。

(ルバーブは野草ではありませんが、分けて書くの面倒なのでこちらにまとめてアップします)


収穫。
上がフキの葉柄、下はルバーブです。
ルバーブは汚れを落としてそのまま使えますが、フキは茹でてスジをとります。
ふきはやはり硬かったので、春と違い結構長めに茹でました。

適当に刻んでそれぞれ土鍋に入れて砂糖をかけて。
琺瑯やガラス製の鍋を持っていませんので、ジャムのような甘いものを作る時はいつも土鍋を使っています。
ちなみに分量はいつも適当です。

フキを切ると ジャキ っという抵抗感が。うーん、硬いかたい。。。

このまま砂糖が溶けるまで数十分放置。
今回は途中でお昼ご飯等ありまして、二時間ほどおいときました。

で、加熱。

ルバーブは加熱していくと自然に煮溶けていきます。
ルバーブジャムを作る時に白ワインと摩り下ろしリンゴをプラスすると香りがよくなって美味しいんですよー♪
・・・リンゴ入れすぎてリンゴ風味が勝っちゃった orz..
美味しいんですけれどね。。。
レモン汁を加えてルバーブジャム完成。


蕗のほうは加熱しても溶けずに硬いままです。
ハンドブレンダーでミキサーしてみたのですが、春の時とは違い、繊維が口の中に残ります。
なので絞って繊維を取り除きました。
ミキサーしやすいように水を足してあります。

ルバーブジャムには白ワインやリンゴなどを加えましたが、フキのほうは砂糖だけです。
春にふきジャムを作った時に白ワインなどを加えたらフキの味がしなくなっちゃって。
目的はフキシロップなので、余計なものは入れるのやめました。

水をだいぶ足しましたので煮詰めて水分をとばしていきます。
途中で味見をしながら砂糖を追加したり。これくらいかなというトロミでやめて加熱終了。


ツユクサも同様に、葉を下茹でして水にさらして刻んで土鍋に入れて少し煮てミキサーして絞って砂糖足して煮詰めてできあがり。

あ、もちろん、保存する容器、そして使う道具は煮沸殺菌しときましょうね。
まあ、糖度が高いから冷蔵庫保存ならばそんなに傷むものでもないのですけれど。


殺菌した瓶にそれぞれ入れてできあがり。

左はルバーブジャム、真ん中がフキシロップ、右はツユクサペースト。
ジャムやらシロップ、ペーストと、なんでそれぞれ名前が違うの?
えっとですね、感覚でそうつけただけで深い意味はありませんです、はい。


では、味の評価。


ルバーブジャム。
うん、美味しいです。
が、先にも書いたようにリンゴを入れすぎましたのでリンゴ風味が勝っちゃいました。
余談ですが、同じタデ科のイタドリジャムも美味しいですよ。


フキシロップ。
あの量のフキがたったこれだけになりました。
春に作ったフキジャムとは全然違う味です。
苦味が少しあり、なんだか樹液っぽい味になりました。
不味くはありません。むしろ美味しい部類です。私はこれ好きだわ。


そして露草ペースト。
こちらもほんのちょっとだけになっちゃいましたね。
ふきシロップは樹液風味になりましたが、つゆくさペーストのほうはなんと抹茶味に!!
これはびっくりしました。
煮詰めたことにより、少しざらついた舌ざわりもなんだか抹茶みたい。
こっちも好みの味です。


今回やってみて思ったのは、緑の葉の野草を糖分加えて煮詰めると結構面白いものができるんだなーっと。
料理して食べたら食感がいまひとつよろしくないイノコヅチも、こんな感じでペーストにしたらどうかな?とか、ヨモギだったらだいぶ香りがきつそう、など色々考えました。
・・・ドクダミでやっちゃなんねえ気がしますが。


つゆくさペーストと蕗シロップは野食会2016夏の会に持参して、友人が作ってきてくれたパンに塗って食べました。
けれど量が少なくて逆になんだか使いづらかったみたい。

これ、牛乳プリンやラクトアイスにかけて食べてみても美味しいかも。
また機会見つけて作ってみようと思います。





2016年7月17日日曜日

ヨモギとツユクサのケーキ

野草でなにかデザートを作りたいなーと思いまして。
以前にも野花のチュイールなど作りましたが、ケーキも作ってみたい。
けど、面倒なのはイヤ。
ということで、ホットケーキミックスを使ったお手軽ケーキを作りました。

昨日摘んできた蓬を茹でて少し味見。
エグ味がありませんでしたので水にさらすのは1時間くらいにして、昨夜のうちにみじん切りにしました。

今朝、ツユクサを庭から採取。総量で143グラムありました。摘むのは芽先の葉3枚分くらいの柔らかいところです。

参考にしたレシピはこちら
このレシピはバターを使いませんから安く作れていいですね。
ほうれん草をツユクサに、ゴマをヨモギに脳内変換して作成です。
(ツユクサとヨモギの合計量を、レシピのほうれん草&ゴマの合計量にあわせたほうがよいと思うのですが、今回はオーバーしています)
ホットケーキミックスは市販のものを使いました。

お浸し作る時よりも長めにツユクサを茹でて水にさらして絞ってざく切りにして、ハンドブレンダーを使ってレシピのようにツユクサペーストを作ります。
ボールにツユクサペーストを移し、ホットケーキミックスをプラス。
うーん、ツユクサの緑の色が濃い!!
適当に混ざったらヨモギとサラダ油を入れて混ぜて、100均で買った紙製の型に入れて、冷凍しといたあんこをくずしてのせて(大さじ1くらいだったかな?)、箸で適当にまぜて、少し上からテーブルにトンと落とすのを数回して中の空気抜いて、170度で焼いてできあがり。

この分量で2個作れましたので、一個をさっそく切って食べてみましたが・・・

ボソボソしていて美味しくありませんでした。。。
夫に食べてもらっても酷評しかでず、うきうきわくわくしながら作ったのにすごく寂しかったです。

美味しくないのでもちろん残ります。
一個はそのままラップをして冷凍保存して、切って残ったものは皿にのせたままラップをして一日冷蔵庫内におきました。

そして翌日、一切れ食べてみたら、あれ?美味しくなってる?!
はい、生地に適度に水分が含まれ、少ししっとりとした感じになっていました。
ここはひとつ、舌が確かな夫にも食べてもらって評価を、と思ったのですが食べてくれず。。。

冷凍した一個はそのうち私がおやつ代わりに食べようと思います。


P.S.
自分一人で食べちゃうのもなんだかもったいなかったので、まあデザート的なものがあってもいいかなと思い野食会2016夏の会へ持参して切ってお出ししたところ、皆さんから美味しいとお言葉いただけて嬉しかったです。

ツユクサは味がほとんどしない野草です。
なのでヨモギの香りがふわっとして、餡子がところどころで感じるケーキ。

夫の好みではないみたいですので我が家ではもう作りませんが、簡単なので興味あるかた作ってみてくださいな☆






2016年7月16日土曜日

名前のわからないキノコがたくさんでています(6~7月)

梅雨時期を迎え、キノコがたくさん出てきました。
しかしながらキノコ初心者の私には同定できないものがほとんどです。
そのうち優しいかたが『それは○○というキノコかも知れませんよ』と教えてくださるのを心待ちしながら、近所で見かけたキノコを記録としてアップします。

ほとんどのキノコはこういう場所で見つけました。
シラカシやコナラ、マテバシイなどが植栽されています。


不明キノコ1
6月10日
6月10日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
ハツだと思うのですが、種類まではわかりません。


不明キノコ2
6月10日
6月10日

6月10日
6月10日
倒木から発生(たぶんシラカシ?)。ヒダなし。中実。
普通に美味しそうなキノコ臭。
検索して調べたのですが、カサの裏側があまりにも綺麗すぎて、似たキノコが見つかりませんでした。


不明キノコ3
キノコではなく粘菌ですけれど。これから成長するところかな?
6月18日


不明キノコ4
6月18日
6月18日
不明キノコ2と同じように倒木から発生していました。
最初同じキノコかと思ったのですが、ヒダが違います。



不明キノコ5
6月18日
6月18日
6月18日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
綺麗な色をしています。



不明キノコ6
6月18日
これは4月30日にも同じ場所でみかけたキノコです。
だいぶ株が小さくなっていますが、ホウキタケの一種かな?
(2016.09.16)
先っちょの枝分かれの感じなどから淡い黄土色から赤褐色に変化するフサヒメホウキタケかなと思います。
ただ、図鑑によるとマツなどの針葉樹の倒木から生える事が多いと書いてあり、これはマツの木ではありませんのでフサヒメホウキタケではないのかも知れません。


不明キノコ7
6月18日
6月18日
6月18日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
虫に食べられたのか色が悪いです。



不明キノコ8
6月18日
6月18日
倒木から発生しています。
特徴あるキノコですので、ネット検索をしっかりやれば自力でも見つかりそうな気がします。
(2016.09.16)
カサの鱗片、穴が大きめで細長い管孔、カサの横につく短い柄、ハチノスタケだと思います。



不明キノコ9
6月18日
6月18日
6月18日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
ベニタケかなと思ったのですが、ヒダの縁が違いますよね。



不明キノコ10
6月18日
6月18日
木材チップが大量に敷き詰められた場所に発生していました。
とても硬いです。
切り株からの発生ではありませんが、マンネンタケ(レイシ)であっていますか?



不明キノコ11
6月18日
6月18日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
イグチ科のなにかというところまでしかわかりません。
(2016.09.16)




不明キノコ12
6月18日
6月18日
6月18日
木材チップが大量に敷き詰められた場所に発生。




不明キノコ13
7月5日
7月5日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
イグチ系のなにかです。
(2016.09.06追加)
これはヤマドリタケモドキですね。
今はもう普通に採って料理しています。


不明キノコ14
7月5日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
イグチ系のなにか。
(2016.09.06追加)
これもヤマドリタケモドキ。老菌になった状態です。


不明キノコ15
7月5日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
こちらもイグチ系キノコです。
(2016.09.06追加)
これもヤマドリタケモドキ。老菌になった状態です。


不明キノコ16
7月16日
7月16日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
可愛いキノコですが、切ってみたら中は虫にやられまくった後でした。



不明キノコ17
7月16日
7月16日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
粉をふいたピンク色のキノコ!!
ヒダも全部ピンクです。
このキノコの名前はぜひとも知りたいです。
(2016.09.06追加)
これはキタマゴタケになんらかのカビがついたものみたいです。
わからなかったのでFBのキノコグループに投稿して、そうじゃないかな?と助言いただきました。
今日、以前の写真を整理していた時に下の写真がでてきました。
7月29日
キタマゴタケの中に同じものがはえていて、周りのキノコにもうっすらと粉がふいたようになっていますので、カビに侵されたキタマゴタケで間違いないと思います。



不明キノコ18

倒木から発生。
よく見かけるキノコですが、これはとても綺麗に並んでいましたのでパチリ☆
カワラタケかな?



不明キノコ19
7月16日
7月16日
7月16日
7月16日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
カサは漏斗型で縁に条線あり。色はモスグリーン。直径6.5センチ。
ヒダは白色でまっすぐ。
柄の中身はボソボソ。柄の長さ5.5センチ。
においは薄い。ごく普通のキノコ臭。
色の再現がうまくいきません。実物は青みがかった緑色です。
最初アイタケかなと思ったのですが、カサの表面にひび割れ状の線がないので、これはたぶんカワリハツでしょうか?



不明キノコ20
7月16日
7月16日
7月16日
シラカシやコナラ、マテバシイなどの下に発生。
ハツの一種だと思いますが、大量に発生しています。


家の近所はハツが多いと思います。
詳しい人を召喚して教えてもらいたい気分です。
わっかんないーーー o(><)o