2016年3月13日日曜日

多摩川で野草摘み

今日は少し肌寒く、風もちょっと強め。
そんな中、多摩川で野草摘みをしてきました。

FBの非公開グループにて募集をかけたところ、開催三日前の告知にもかかわらず、このブログから参加のかたも含めて11名集まりました。
野草って結構人気あるのかしら?

見つけた野草を紹介します。

定番のカラシ菜とヨモギです。
カラシ菜はすでに摘み取られたものも多数ありました。先客がいらっしゃったようですね。
この時期のヨモギは小さいですがアクが少ないので便利に使えます。


ハコベです。多摩川には何種類かのハコベが自生しているようですが、私はせいぜいウシハコベと他のハコベ程度の区別しかできません。
今回の野草摘みで共同主催者になっていただいた女性は多摩川の野草にとても詳しくて、ハコベの種類も把握してらっしゃいます。すごい。

河原の定番、ギシギシです。
結構大きく成長していましたので、芽の部分をナイフで切り取って収穫しました。
ギシギシも何種類かあるみたい。小さくて葉に赤い斑のようなものがついているのはアレチノギシギシだそうで、これは食用には適さないらしいです。
「多摩川の主」と呼ばせていただいている前述の女性のかたから教えていただきました。


数は少ないですが、クレソンも何株かありました。
カラスノエンドウかな、とても美味しそうに伸びている場所がありました。


セリ、ありました。同じ場所で1月に七草粥オフをしたときは見つからなかったのに(T_T)
ドクゼリと見分けるために必ず根から掘るようにしています。これは根元が膨らんでいませんし、セリ特有の香りもありますので大丈夫。


ナズナはもうだいぶ成長して花が終わった株が多数ありました。
あかつめくさ(ムラサキツメクサ)も土手のほうに少しだけありました。


多摩川には色々な草花がはえています。
中には、これ、どう見たって野菜だろ?園芸品種だろ?というものもありまして。




野良パンジーに野良クリサンセマムノースポールかな? それから、アブラナ科野菜のなにか。
野菜はひょっとしたらすでに他の野生のアブラナ科と受粉したタネが発芽し成長した株で、草姿が変わってしまっているのかもしれません。下のほうには脇芽もたくさんありました。

今年1月の多摩川七草粥オフの時にも野良トマトなどを見かけました。
その後の雪などの寒さで枯れたのか、今回は野良トマトを見つけることができませんでしたけれど。

多摩川にはアリゲーターガーやピラニア、グッピーなどの外来魚が数多く見つかっています。
別名「タマゾン川」
陸地でも野生種に混じって野菜などが生育したり。
多摩川へ来て野草ではない野良野菜等を見るたびに「これでいいのかなあ」と少し不安に思っています。



ノゲシもありましたが、花茎が短いのでこれは収穫せず。
パスタに入れて食べるノゲシパスタが大好物なのですが、他のレシピが思いつかず。
ノゲシは多くの場所に自生していて利用頻度が高いですから、今年は別料理にもチャレンジしてみます。


むらさきはなな(オオアラセイトウ)が咲いていました。しっかし、ちっこい!
こんなに小さくても花をつける、野生種のたくましさですね。

多摩川のこの場所はカラシ菜が多いのですが、菜の花も少しあります。
花の香りはカラシ菜よりも菜の花のほうがいいですね。
ムラサキハナナと菜の花、それから野良パンジーの花は少し持ち帰りました。料理します。


カンゾウがまとまってはえている場所もあります。
できるだけ根元の白い部分をつけて収穫します。この部分が食感がよくって美味しいんですよ。
私は近所にはえていますので今日は収穫しませんでした。

ツクシもはえていました。
ハカマ取りがものすっごく大変なので私は持ち帰りませんでしたけれどね☆


今回、ノビルを結構収穫しました。
多摩川は多くの人達が歩くため、土が硬いところが多いです。
今回は少し遠くの土手まで行ってみたところ、ノビルが結構はえていて、土が少し柔らかいところがありました。

多摩川のノビルの球根は小さいです。だれも採らないから球根の子球がそばで発芽して成長し、結果、球根が密集して太れないんですよね。
でも、写真右側のは大きかった!直径2.5センチあったそうです。
これくらいのサイズのものが増えてほしいです。
大きなサイズのものは持ち帰り、小さい子球はまた土に埋め戻しました。


そんなこんなで野草摘みを楽しみ、二時間半後に解散しました。
今までにも三回開催していまして、今回が最長時間。
この季節は摘める野草がたくさんあっていいですね。


そして帰宅。
私が収穫した野草です。


上段 花(オオアラセイトウ、菜の花、野良パンジー)、ノビル、カラシ菜、
下段 ヨモギ、注:ノボロギク、ギシギシの芽、セリ

たくさん摘むと後の処理が大変なのは以前に何度も経験済み(笑)
なので、量は少ないです。

ノボロギクは食用となっている図鑑等がありますが、毒性もあります。
一度食べてみようと思い持ち帰りましたが、やはり毒性あるならば無理に食べなくてもいいかなと。
ノボロギクは食べずに庭の堆肥にしますね。


参加されたかたがた、楽しかったです。
ありがとうございました。



と〆つつ、商品紹介しますw

私が使っていた掘る道具、これです。


これの一個前の800を使っています。もう何年だろ?4年か5年くらい使ってるのかな?
手入れまったくしていませんが、錆びる気配なしです。
強度は参加された方々が見ての通り、素晴らしいものがあります。
地面に差し込んでノビルを採っているとき、他のかたが持参された移植ゴテが曲がる中、これは全然曲がらない。
片方にノコギリ状の刃がついていて木を切ったりもできますが、切るという面においては他の刃物のほうが優れていると思います。
これは地面を掘る道具として超おすすめです。


0 件のコメント:

コメントを投稿