2016年6月27日月曜日

桜の実酒

今日は山梨の美術館まで日本刀と刀装具を見に行きまして、その帰り道、桜の実を摘みました。

まずはそのまま試食。
うん、甘味は少ないですが美味しいです。アメリカンチェリーみたいな感じかな。

少しだけ収穫しました。

一粒ずつ摘んでいって。
上を見上げながらの作業のため、何粒かは採り損ねて下に落ちてしまって。
その時に服を汚してしまいました。
帰宅後すぐに洗剤つけて洗ってなんとか落ちましたけれど、こういうことをする時は汚れてもいい服でいたしましょうね。

桜の実を洗って水分をとり、瓶を煮沸消毒して、実を入れて氷砂糖を適当に入れてホワイトリカーを注いで。
正確な量は量ってないのでわかりませんが、ホワイトリカーはだいたい300ccくらいかな?

漬け込んで一日後、もう色が出ていますね。
色が出たのはよいのですが、なにやら小さい虫がたくさん。
(わかりやすいように後ろからライトをあてて撮影しました)

んー、キイチゴもそうですが、実の中にはやっぱ虫がいますねぇ。
わはは 生食しちゃったがな(^^;
まあ、毒があるわけじゃあないからいっかな(気楽

虫の味入り桜の実酒、きっと美味しいですよ~♪





2016年6月25日土曜日

アキノノゲシを茎レタス風に食してみました

昨日アキノノゲシを摘んでき葉を白和えにして食べました。
今夜は茎をメインに料理します。

日本ではあまり流通していませんが、レタスには茎をメインに食べる茎レタスという種類があります。
その中でも一番メジャーなのは山くらげ(ステムレタスの茎)かな。
その他に、私は庭でA菜(油麦菜、尖葉萵苣菜)という茎レタスも作ってたべています。
一枚目がステムレタス、二枚目はA菜です。
2016年4月26日
2015年5月21日
同じキク科のアキノノゲシとアザミ。

他にもハルノノゲシ(ノゲシ)も同じキク科です。
茎レタスはノゲシが野菜になったものと書いてある記事をインターネットで読みましたが、それは茎が中空なノゲシのほうではなく、茎が中実なアキノノゲシのほうなのかなと思ってみたり。


話を料理に戻して。
昨夜、アキノノゲシを料理する前の写真です。

1本だけ下葉を落としてみました。


摘んだ時は茎をメインにしようとは思いませんでしたので、収穫した長さが少し短いですね。
茎が硬かったのでピーラーで皮をはいであります。

下葉をおとして、茎を軽く炒めてから煮るか、もしくは油を入れた中華スープでゆっくりと煮て料理します。
他の茎レタス料理の時は頂芽も一緒に煮ているのですが、今回のアキノノゲシは茎だけにしてみました。

下の茎がアキノノゲシです。
(上の葉は野菜のヒユ菜)

最初、A菜と同じくらいの時間で煮て試食してみたところ、まだ硬かったので、結果たぶん15分くらい煮たのかな?
キク科特有の苦味があって普通に美味しいです。
茎の皮を剥いて正解でした。
皮の部分に苦味がありますので、少し厚くむいて取り除くと、キク科の美味しいほろ苦さが堪能できます。


前回の葉の白和えを食べて、生の葉は少しゴワゴワしていて食感がいまひとつでしたし、茹でたほうが苦味が強かったので、アキノノゲシは茎をメインに食べたほうが美味しいかも知れません。

ごちそうさまでした。


次はアザミの茎を食べてみたいな。





イノコヅチを使ったミーゴレン風焼きそばを作りました(ドクダミもね)。

美味しくない野草として(一部の人達の間で)有名なイノコヅチ。
味はクセがなさすぎて特徴ありませんし、葉はゴワゴワもそもそしてて食感よくないし、ちょっと硬いし。

都会のど真ん中の植え込みにもはえるくらい強い野草で頻繁に見かけますのでどんどん活用していきたいのですが、いかんせん美味しくない。
今までも柔らかい葉と芽を摘んで料理したりもしましたが、お浸し美味しくないしうどんの具も舌触りがよくないしで最近は見かけても採らなくなりました。
ええ、ここ三年くらい摘んでません。

と書きつつ、昨日採ってきていたり。
やっぱね、美味しくないと言ってばかりじゃあ面白くありませんので有効活用料理を作りましょう。

ゴワゴワ食感をなくすには、茹でてペースト状にするか、細かめに刻んで炒め物や揚げ物や餃子の具にするか、かな。
今回は炒め物でいってみます。

イノコヅチはヒユ科。
ヒユ科野菜をたくさん食べるのは東南アジアの国の人達。
それならばあちら風な味付けor料理にすればたぶん問題なく美味しくなるかなっと。

まずは下茹で。
大ボールいっぱいにあったイノコヅチも茹でちゃえばこんなに少なくなりました。
葉や茎が硬めですので、食べやすいように1.5センチくらいの短い長さに切り、葉は広いので葉の部分は縦にも四等分くらい切りました

それからドクダミの葉も用意。
写真では三枚ですが、味見をしながら結果6枚使いました。
プラス、後述しますが私用に刻んだだけのものも作りました。

ミーゴレンを食べたことも作ったこともありませんのでネットでレシピ検索して。
料理のイメージが一番つかみやすかったこちらを参考にしました。
と言ってと全部同じなわけでは当然なく、分量の割合のイメージ参考にさせていただきました。

私が使ったのは、ケチャップ、烏賊のいしる、オイスターソース、豆板醤、日本酒。

夫も食べますので、激辛ではなくてほんのりと辛い程度におさえました。
この調味ソースを結構たくさん作ってしまい、使うの半分くらいかなーと思っていたのですが、結局全部使いました。

調味料やイノコヅチ、ドクダミの以外の材料は、焼きそば麺、玉葱、ニラ、豚肉、目玉焼きです。

先のレシピを参考にしながら作りました。
脂の多い肉だったので先にじっくりと加熱して脂を出させ、それを使って麺や野菜など炒めました。
肉をソテーしてから玉葱を加えて炒め、麺を入れてさらにしっかりと炒め、粗みじんにしたドクダミ、茹でて切ったイノコヅチもくわえて調味ソースを入れ、全体をなじませ、目玉焼きを作ってのせてできあがり。


うん、味のバランスはだいたいOKでした。
辛さをほとんど感じず、ケチャップの甘味を後ろで感じる優しい味付けです。

夫は普通に美味しく食べていましたけれど、辛さが足りないので私は物足りなくて。味も優しいし。
なのでドクダミ葉を刻んでふりかけてみました。
プラス、唐辛子の酢漬けの残り液もたっぷりとかけて。

うん、すっごくうまい!
酢の酸味とドクダミの爽やかな香りがよくあっています。
でもこれって・・・他の人も美味しく感じるのだろうか???私だけ??
酸っぱいのも辛いのも苦手な夫は食べませんから比較できず。
いつか機会があったらだれかに作って食べてもらおうかなと思っています。

さて、肝心のイノコヅチですが、麺の食感でもってイノコヅチのゴワゴワさがまったく感じられませんでした。
イノコヅチ焼きそば、いいですね。
他のちょっとゴワゴワ食感な野草もそうですが、パスタやご飯、お好み焼きなどの炭水化物とあわせると結構美味しく料理できるなというのが、今までやってきて実感したことかな。


ごちそうさまでした。






2016年6月24日金曜日

カンゾウの花の味と保存方法

春に美味しい新芽をごちそうしてくれる野草、カンゾウ。
初夏には綺麗な花を咲かせ、蕾は中国などでは食材として扱われています。

カンゾウの花は以前にも一輪だけ摘んでそのまま食べたことがあります。
クセのない味で美味しかったです。

今日摘んできたヤブカンゾウです。
6月24日
インターネットで色々調べ、蒸して干す保存方法をやってみました。
写真はすでに蒸す前の状態で、鍋に湯を沸騰させ、台の上にザルを置き、カンゾウを入れてあります。
この後蓋をして約5分間蒸してみました。

蒸しあがりです。
しなっとしていますね。
ひとつ摘まんで試食。
うん、生の時よりも甘味が増していて美味しいです。

晩ご飯用に少しとりわけ、残りは干したいのですが天気が曇ってきてしまい干せません。
なのでフード乾燥器を使うことにしました。

私が使っているのはFDS-77という製品です。
肉のジャーキーが作れる高温設定があるので購入しました。
数時間乾燥をかけましたが、エノキは乾燥しましたけれど水分の多いカンゾウはまだまだ乾かず。
夜寝る時は冷蔵庫に入れ、翌日は晴れましたので網に入れて外に干しました。
上段がカンゾウです。中段ではとうもろこしのヒゲを干しています。
(この後もちろんファスナー閉めます)
途中で天気が悪くなり、また室内乾燥。
ある程度乾いてきましたが、乾燥器を使い続けると電気代が困るので、後は冷蔵庫内で乾燥させて出来上がり。

・・・うーん、色が悪い。。。

なんだか美味しそうではありませんので、次に収穫したものは冷凍保存してみることに。


そして後日収穫して、さっと茹でてみました。
7月5日
7月5日
発色がよくなるかなと思い、以前購入して残っているクエン酸を少し入れてみました。酢の替わりですね。
そしたら湯に色素が溶け出していて。
それを見て、そういえば通常は蒸すんだったよなと思い出し。反省。
次は蒸そう。

拭いて水分を取り除き、袋に入れて冷凍しました。
後日料理に使って、食感を確認したいと思います。

カンゾウの花はほんの少しだけ甘味を感じる優しい食材。
彩りも綺麗ですし、ゆでただけの状態で料理に添えたり、汁物に入れても美味しいと思います。
(あ、隣の黄色い花はナスタチュームね。)

日本ではレシピ検索してもそれほど出てきませんが、『金針花 食谱』と検索すると外国のレシピがでますので参考にできるかと。





白和えで野草の苦味が抑えられるか否か

先日、この記事を読みました。

沖縄の苦い野菜vs白和え
http://www.dee-okinawa.com/topics/2016/06/shiraae.html


苦い野菜で有名なニガナですが、白和えにすると苦くないとのこと。
ニガナはキク科野菜。
野草のキク科の中で苦味があるといえばノゲシが筆頭かな。

ニガナの苦味が抑えられるのならば、野草の苦味も抑えられるはず。

ということで、やってみました。

用意したのは、ズッケロの葉(生)、アキノノゲシ(茹で・生)、ヤブカラシ(茹で・生)の五種類。

この中でズッケロだけ野菜です。
ズッケロについては家庭菜園ブログにアップしてありますので、興味あるかたご覧くださいな。
今回使ったのは外葉になりますので、今回用意した野草よりもこれが一番苦味が強いです。

まずは結論から。
はい、苦味、感じなくなります。
この中でズッケロが一番苦いのですが、白和えにすると、噛んでかんでかんでかんで・・・の後に少しだけ苦味を感じる程度です。
茹でたアキノノゲシもほんの少しだけ苦味を感じましたが、気にならない程度です。

苦味が消えることはわかりましたが・・・
素材の持ち味も消えました。

ヤブカラシの良さが全然感じなかったのは少々ショックでした。

持ち味を活かせないならば野草で作る必要性を感じませんので、白和えはもう作らないかも知れません。


覚え書きメモ
アキノノゲシは生だと葉のごわごわ感を強く感じる。茹でたもののほうが苦味が強い。




近所探索(ヤブカンゾウ、ヤブカラシ、イノコヅチ、アキノノゲシ、ナワシロイチゴ)

今日の近所探索の目的は、ヤブカンゾウの蕾を収穫することと、カラシ菜の種を集めてマスタードを作ること。
なのでまずは春に近所を歩いたときにカンゾウがたくさん芽吹いていた場所へ行ってきました。

が・・・

お、思いっきり草刈りされてる・・・ orz...

それでも場所によっては残っていましたので少し収穫。

アキノノゲシが勢いよく伸びていますね。


道路の端っこに可愛い花が!
線香花火がピチピチしているかのような雰囲気。
帰宅して調べてみたらハゼランという植物でスベリヒユ科。
あれ?スベリヒユ科なの?それじゃあ食べることできるんじゃね?
はい、ネット検索したら、食べている人がいらっしゃいますね。
葉を見るとスベリヒユというよりはアカザカズラ(雲南百薬、ぬるっぱ、オカワカメ)の厚みと光沢のある葉に似ている気がします。


ビョウヤナギが咲いていました。
飛び散るようなおしべが綺麗すぎてむちゃくちゃ大好きな花なのです。
毒草の多いオトギリソウ科ですので食べようとは思いませんけれど。


ヤブカラシも花の時期ですね。
花が咲くと蝶がたくさん集まりますので、バタフライガーデン向きな野草です。
ただし、地下茎が太くて少しでも残っていると発芽してきますので、必要なくなったときの除去が大変ですけれど。
春に比べると芽先もだいぶ細くなってきましたね。
それでも、今の時期も摘んで食べられる優秀野草なのですよ。


4月にカラシ菜がたくさん咲いていたところへ行ってみました。
数粒食べてみて、味もそっけもないことに驚き、集めずに帰宅しました。
後できちんと検索して調べてみたら、この状態では辛くないみたいですね。
発酵すると辛味成分がでてくるとか。知らなかったー
来年作ってみます。


赤シソとイノコヅチのツーショットがなんか可愛かったのでパチリ☆
右がイノコヅチ。
色は違いますが、葉の形が似ていますね。

イノコヅチは取り立てて特徴のない感じの葉ですので他の野草と間違われやすいかもですが、茎を見れば一目瞭然。
はい、四角い茎なんです。
他の似た野草で四角い茎のものをまた見たことがありません。
迷ったら茎を確認してみるのもひとつの手かも知れませんよ。


エゴの木に可愛い実がついていました。
5月の白い花も好きですし、この白くて丸い実も大好き!
ほんと可愛いですよね。毒ですけれど。


という感じで結構歩き回りました。
今日摘んできたもの
ヤブカラシ、イノコヅチ、アキノノゲシ、ヤブカンゾウ、ナワシロイチゴ。

久しぶりにヤブカラシのお浸しが食べたくなりましたので収穫。
ゴワゴワした葉で味もそっけもないイノコヅチ。なにか美味しく食べる方法はないものだろうかと思い、少し摘んできました。
アキノノゲシは茎レタスのように今回は茎を調理して食べてみようかな。
カンゾウは蒸してみます。
ナワシロイチゴはすでに漬け込んであるナワシロイチゴ酒に追加しました。





2016年6月20日月曜日

朴葉餅と、サルトリイバラのかから餅と、朴葉の冷凍保存

今年、朴の葉を初めて収穫し、朴葉寿司を二度作りました。
なので今度は朴葉餅を作ってみようかなと。

朴葉餅と一緒にかから餅も作ります。
サルトリイバラの葉を使った餅の事をかから餅といい、柏(かしわ)の木が自生していない地域の人は節句の餅にサルトリイバラのかから餅を作るそうです。
かから餅はおととし初めて作りました。
http://yasou5656.blogspot.jp/2015/11/blog-post_2.html

朴の葉は先日の近所探索で入手済みですので、庭からサルトリイバラの葉を摘んできました。
6月20日

餅の材料。
あんこって高いですよね。
出来上がった状態のものはお値段高くて購入意欲が沸き起こりませんでしたので、さらしあんを買ってきて自分で練りました。量もそんな多くなくていいわけですし。

今回使ったのは、真ん中のだんご粉とさらしあん。
水分量などはネットのレシピを見ずに、袋の裏側に書いてあるものを参考にしました。そっちのほうが的確です。

だんご粉にお湯(水だったかな?)を加えて混ぜて、ひとかたまりになるくらいになったら小分けにして並べてラップをしてレンチン。
その後、すりこ木で必死こきながら搗く搗く搗く搗く搗く搗く搗く搗く搗く!!!!

ゼぇハァ・・・・

さ、丸めましょうか。

朴の葉は新葉と春に出て成長した葉の両方を用意しました。どちらがいいか確認のためです。

餅を手のひらに広げてあんこをのせて包んで、葉を重ねて。
小さな葉は上下ではさみ、大きな葉は折り曲げて餅を包みました。

餅を搗いているときに水分加えすぎて柔らかくなりすぎました。
手にべたべたくっついて丸めづらいったらありゃしない。
おととしにかから餅を作った時も柔らかすぎたし、餅って水分量が難しいなあ。。。

うまく丸められませんので、団子状ではなく、かしわ餅のように、餅の上にあんこをのせてたたんだ形にしました。

あんこをきっちりと包めませんでしたので、このまま蒸すと餅の間からあんこが流れ出る可能性があります(前回経験した)。
なのでそれを防ぐために一個ずつラップで包み。
このまま蒸し器に入れて~と思ったのですが、結局は手抜きしてレンジでチン☆で仕上げました。

完成。
加熱すると葉の色が茶色になりますので見た目がいまひとつかな。


それではいただきます。
上はサルトリイバラのかから餅、下は朴葉餅です。
6月20日

で、ですね、驚きました。
朴葉って良い香りがするんですね。
たとえていうならば、セイロン茶葉何パーセント配合しましたと銘打ってあるペットボトルに入ったミルクティーの香り。
むちゃくちゃ好きな香りです。
今まで作った朴葉寿司は加熱していませんでしたのでここまで香らなかったのでしょう。
これが朴葉のにおいなのかーーー!!

対してかから餅のほうですが・・・うーん、サルトリイバラってなんでこんなに味もそっけもないのでしょう。
包む役割をしっかりとこなしているからそれはよいのですが、薫り高い朴葉と比べてしまうとどうしても残念な気持ちになってしまって。
先のブログリンク先でも書きましたが、サルトリイバラは味がありませんので、これからの利用は秋の実くらいになりそうな感じです。

で、成長した朴葉がいいか、それとも若い新葉がいいか。
それはもう成長した朴葉のほうが断然いいです。
成長した朴葉のほうが良い香りがプンプンしますので。


☆7月17日
緑色の朴葉は冷凍保存できるとネット検索で知りましたのでやってみました。

葉をさっと茹でて水にさらして冷やし、水分をふき取り、一枚ずつラップで包む。

牛乳パックを二個繋いで朴葉をくるみ、冷凍庫へ。

これでいいのかわかりませんが、試しにやってみます。
朴葉味噌などに使う葉は落葉した朴葉を使うそうですが、朴葉餅はやはり緑色の葉ですものね。
香りが飛ばずに保存できたらいいな。
また食べたいです。