その中にムネダラという深海魚が入ってました。
とても水分の多い魚です。
ムネダラは野食会2016春2016春の時に天ぷらでいただいたことがありまして、水分は多いですがとても優しい味という事を舌が覚えています。
どうやって料理しようかなーとネットでレシピ検索をしている時に、白身魚に桜のソースをかけたものが目にとまり。
そうだ、桜の白梅酢漬けを使ってソースを作ってみよう!となりました。
まずはムネダラの水分をできるだけ減らすべく、吸水シートに包んで一晩置きました。
水分が結構でたみたいで、昨夜に比べると身が少ししっかりとしています。
なのでこの時は「よしっ、水分抜けた!」と思ったのですけれど・・・
桜のソースは何味にしようかなと思い、ホワイトソースやレモン汁など色々組み合わせて試作しました。
でも、塩味だけのほうが美味しかったので、白梅酢(塩分たっぷり)を少しとりわけて小鍋に入れて水と酒を足し、片栗粉でトロミをつけ、みじん切りにした桜を加えて火をとめてソースを作りました。
ムネダラですが、蒸し器で蒸したら余計に水たっぷりになりそうでしたので、電子レンジで加熱しました。
皿に盛り、マイタケや庭から収穫したバターレタスを添え、桜ソースをかけ、上に桜をのせてできあがり。
うん。美味しいです。
ムネダラの優しい味と桜ソースの風味がよく合っています。
惜しむらくは水分が多いのと、塩分がちょっときつかったことかな。
後でお聞きしましたら、送ってくださったかたが水気が抜けるように塩をしてくださっていたとのこと。
端っこを試食した時にそんな感じがしましたけれど、深く考えずに塩分調整せず桜ソースを作ってしまった私のミスでした。
でも、今回作ってわかったのは、桜の風味と白身魚は美味しい。これは大収穫です。
白にピンクで見た目も綺麗ですし、桜ソースは今後も作ってみようと思います。
この日の晩ご飯はこんな感じ。
・ムネダラ桜ソース(ムネダラ、舞茸、桜漬け、レタス)
・炒め物(馬鈴薯、人参、玉葱、フレッシュオレガノ)
・スイスチャードのモリーユクリームソースかけ(スイスチャード、玉葱、モリーユ)
・バターレタス、A菜、ミニトマト
・汁物(若布、油揚げ)
・筍の木ノ芽和え
この日、野草を使ったものは桜のほかに炒め物と筍の木の芽和え。
たけのこの木の芽和えについてはこちらにアップしてあります。
実はギリギリまで桜ソースにしようかモリーユソースにしようか思案していました。
なのでアミガサタケは水で戻してありました。
桜ソースしましたが、せっかくですのでこのアミガサタケを使った一品を作りたいなと。
庭から収穫したスイスチャードの葉部分のみ(葉柄は使わず)を炒め煮にしました。
水で戻したモリーユはみじん切りにして、戻し汁は漉して綺麗にしておきます。
小鍋にバターを入れてみじん切り玉ねぎとモリーユを焦がさないように炒め、戻し汁と市販のクリームソースを加えて軽く煮て、塩コショウで味をととのえてソース完成。
味はよいのですが、スイスチャードの水分が必要なかったな。ソースの味が薄まってしまいました。
普通に炒めただけのほうがよいと思います。
日ごろ作らない品を3品もチャレンジすると時間が足りなくなりますね。
新しいものを作るのはやっぱ1食に1品くらいかな。
でも、美味しかったからおっけ~~です(^^)
ごちそうさまでした。
P.S.
翌日、残ったムネダラに市販のクリームソースをかけて食べてみました。
うん。普通に美味しいですね。
ムネダラは味が優しいから、たぶんどんな味つけでもいけそうな気がします。
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