イタドリはタデ科植物です。
同じタデ科にはルバーブという野菜(ハーブ系)があり、ジャムにすると酸味と風味がとても美味しいものです。
自宅庭にルバーブを植えていますので、毎年何回かジャムを作っています。
数年前からイタドリでジャムを作っていましたが、ルバーブジャムと比べるとどうも味が劣っていました。
でも最近は負けないくらい美味しく作れるようになってきて。
まあ単純に白ワインとレモンとすりおろしリンゴを加えただけですけれど。
(青くて大きなオオイタドリはジャムにすると青臭さが強くでてあまり美味しくないそうです)
簡単にですが、レシピを記します。
!注!
イタドリにはシュウ酸が含まれています。
料理に使う時はシュウ酸をなくしますが、一緒に酸味も飛んでしまいます。
ジャムにはその酸味が欲しいので、これはシュウ酸を消さずに作っているため、結石が気になるかたにはお勧めしません。
収穫したイタドリは芽先や細い茎を折りはずし、太い茎についている葉も落として棒状にして、表面の皮をはぎます。
次に、半分に切って。
イタドリの茎の中には虫がいることがあるそうです。
通称、イタドリ虫。そのまんまですね。正式にはアズキノメイガという蛾の幼虫とのこと。
実際に見たことはありません。
虫は好んで食べたりしていませんので、切って中を確認してから調理しています。
虫がいないことを確認したらもう少し細かく切り、金属以外の鍋に入れて砂糖を適当にふりかけて放置。
数時間後、イタドリから出る水分で砂糖が溶けたら火にかけ、焦げないように木ベラでかき回していきます。
この時に白ワインを適当に入れて。
加熱していくと、硬かったイタドリが溶けていきます。
摩り下ろしリンゴとレモン汁を適当に加えてさらに加熱。
自然にトロミがついてきます。
水分が蒸発し、ジャムには少しゆるいかなというところで調理終了。
冷えるとトロミが強くなります。
今回はイタドリが大きかったからか、かたまりが少し残ってしまいました。
煮沸殺菌した瓶に詰めて、冷蔵庫で保存です。
これは脱気していませんので長期保存にはむきません。
食べるのが楽しみです(^^)
P.S.
☆5月18日
はい、食べてみました。
味の劣化チェックのため、作ってすぐに食べずに日数を置いて。
うほほ~~♪ やっぱうまいわこれ(*^^*)
野性味ある甘酸っぱさと香りがすっごく素敵!
たっぷりとのせすぎてしまって味が濃かったので、クリームチーズも加えてみました。
見た目がちょっと変ですが、味はばっちり!!
クリームチーズのコクが加わって美味しい!
イタドリジャム、おすすめですよ♪
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