野草山菜図鑑や野草料理本
今回のは食毒関係ない図鑑ですが、実に使い勝手がよいので記します。
一年半前ごろ、書店で野草関連書籍を見ているときにこの本に出合いました。
最新版 街でよく見かける雑草や野草がよーくわかる本
(書籍名または写真クリックでamazonへ)
書物が何冊あっても情報が分散されるだけなので図鑑は増やしたくないのですが、これはよかった。
なので即購入しました。
街中や河原や原っぱに行って、すぐに目につくような草をメインに掲載してあります。
この最新版は2014年発行と新しいので、植物の科の分類をAPG分類で掲載してあります(シロザがアカザ科からヒユ科になったー)。
絶滅危惧種のレッドリストや要注意外来生物も各植物ごとに明記されています。
本の最初のほうに植物の用語(互生・距など)が載っています。
身近で見られる草が掲載されていますので、ちょっと散歩という時にも便利。
ですが、厚みが32ミリと少し厚めかな?
しっかりとした紙質ではありませんので、めちゃ重いというわけではありません。
いやもうなんというかマニアックな本ですね。
しょっぱなからオオイヌノフグリ・タチイヌノフグリ・イヌノフグリ・フラサバソウ・コゴメイヌノフグリ・ムシクサとまあオオイヌノフグリに似た植物が並ぶ並ぶw
といっても難しい本ではなく、写真と文章でわかりやすく解説してあります。
購入する決め手になったのは、似た植物との見分け方ページがしっかりとあること。
オオイヌノフグリとイヌノフグリ、タチイヌノフグリとムシクサの見分け方が写真付きできちんと書いてあります。おお!!
イネ科雑草が充実している点も面白いです。
メヒシバやオヒシバは知っていましたが、コメヒシバ知らなかった。
カヤツリグサは知ってても、その後にカヤツリグサ科が29種も載ってる(@@;
食べられる野草のアキノノゲシのところにはホソバアキノノゲシやリュウゼツサイが写真付きで載っていました。このふたつ知らなかった。。
とっつきやすい文章で書いてありますのでスラスラと読めますし楽しいです。
でもその代わり、詳細な説明が少ないところもあります。
そういうとこは自分で書き込めばいいだけの話ですので書いてます。
(解説文が読めないようにしてあります)
はい、図鑑に色々書き込む派です。
ノートを別に作成するよりもこれ一冊で完結するほうがわかりやすいですし。
フィールドで実際に見たら、名前の横に〇印をつけ、索引ページの名前に線つけてます。
食べられるか否かを書き込んでもいいですね。
街中で見かける草の図鑑ですので、山にある草などは載ってなかったりします。
でも、これ一冊で完結したい。
なので私はこんな風にしています。
右下が該当本。ようわからん状態になっていますね。
すぐにボロボロになって邪魔になる表紙を取り外し、クリアケースでポケットを作り、図鑑に載っていないけれど覚えておきたい植物をはさんであります。
こんな感じになってます。
後半は自分の図鑑の使い方になってしまいましたが、これから野草がぐんぐん伸びる季節ですので、気に入った図鑑をもってフィールドにでてみてはいかがでしょうか。
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