目的はキノコ。
最近ようやく近所にでてくるキノコが少しだけわかり始めてきましたので、来年以降の参考用にデータ取りも兼ねて出向いています。
ヤマドリタケモドキまだでてるかなーと思い、草むらを進んでいったら、茂みから突然複数羽のコジュケイが飛び立ちました。
ほんと、こんなに近くの4メートルくらい先の茂みからですよ。
以前にも近くでガサガサ音と「チョットコーイ」の鳴き声を聴いたりした事がありましたが、6羽くらいまとまって飛び立つ姿を見たのは初めてでした。
飛び立つといってもすぐそばに降りましたけれど。ほんと飛ばない鳥ですねえ。。。
さて、ヤマドリタケモドキ。
ありましたが老菌が多かったです。カサがもう開ききっていますね。
こんなイグチもありました。
でも、それにしては管孔が細かすぎる。
カサと管孔の様子。
家の近所はいわゆる雑木林。カサの直径は約8センチ、根元からカサまで高さ約13センチです。
なんというイグチか知りたかったので持ち帰り、調べて、それからインターネットのキノコグループにて質問してみました。
かじってみて苦かったらアシベニイグチと助言いただきまして、持ち帰ったものを少しだけかじって噛んでみました。
苦くありません。そして管孔が離生しています。柄を切ったらすぐに青くなりました。
なのでイロガワリかなという結論になりました。
ニセアシベニイグチ、アシベニイグチ、イロガワリ、どれも管孔が黄色で柄は黄色に赤を帯びていて、しかも青変する。
なんだかわかりづらいです。
覚え書き
管孔が垂生・管孔が短い・柄に網目・基部が膨らむ → ニセアシベニイグチ(ブナ科樹下)
苦い・管孔が離生・柄に網目 → アシベニイグチ(主に針葉樹林)
苦み無し&管孔が離生&強い青変性 → イロガワリ(広葉樹林及び針葉樹林)
こんな感じでいいのかな?
この中でイロガワリのみ食べることができ、他の二つは毒?とのこと。
イロガワリを食べてみたいけれど・・・うーん、もっときちんと覚えてから食べてみることにします。
ちょっとキノコから離れて。
マヤランが咲いていました。
摩耶蘭は去年も見つけていましたが、今回のは別の離れた場所からポツンと単体で出ていました。
去年は10月13日に発生していましたので、ちょっと早いですね。
調べていませんが、この花がたくさん咲いていました。
ちょっとわかりづらいですが、群生しています。
写真には葉が写っていませんが、他の場所のは葉も一緒にありました。
後で調べてみます。
(2016.09.16)
ツイッターでこれはツルボでは?と教えていただきました。花の造りなど合致しますのでツルボで間違いないかと思います。ありがとうございます。
カブトムシのオスとメス。
木材チップを大量に積んであるところがありますので、結構たくさんいるのでしょうね。
今年初めてのタマムシ。
もう9月ですから元気がなさそうな感じでした。
無事に子作りできたのかな。お疲れ様でした。
ということで、今日はヤマドリタケモドキを少し持ち帰ってみました。
カサの色が濃かったり薄かったりしていますね。
前回は1本だけ持ち帰って乾燥させましたが、今回は料理目的です。
半分に切って、柄の様子をチェック。
虫食いが酷いものも、味と食感の確認用に1本持ち帰ってきました。
塩水に漬けて虫出ししてから、少し乾かそうかなと思い、干し網に入れて数時間干し、一部を調理して晩ご飯に並べました。
初めての料理ですのでネットで検索をして。水分が残っていると美味しくないらしい?
なのでおおまかに3センチくらいに切ってからフライパンでちょっと焦げるくらいまで乾煎りをして、それからオリーブオイルを入れて、粉末ニンニクと白ワインを足しました。
このキノコうまい!!
味も食感もよいのですね。びっくりしました。
虫くいで中心がなくなった軸部分もコリコリしていて美味しかったです。
なんだこれ、こんなに味がしっかりしたキノコだったのか!
味見用に少しだけソテーしましたが、残りを全部一気に食べるのはもったいないな、残しておきたいな。
ということで、瓶詰め保存してみました。
ソテーしている横で瓶と菜箸を煮沸消毒しています。
この後、瓶を乾かしてソテーキノコを入れ、冷めるときに蓋のペコンッ(脱気)を確認してから冷蔵庫保存。
なんかね、ネット検索して読んでたら常温で傷ませてしまった話がのっていました。なので冷蔵庫保存なんです。オリーブオイルが白濁しますからなんかあんま好きじゃないんですけれどね。
もうちょっと採ってこよっと♪
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