2016年8月28日日曜日

近所探索(ヤマドリタケモドキ初収穫、アワタケ?、キツネノカサカサ?、他)

インターネットのキノコグループなどで、ヤマドリタケモドキとったぞー!の情報が流れてきました。
家の近所にもヤマドリタケモドキがでます。
http://yasou5656.blogspot.jp/2016/07/blog-post_29.html
なので今日も出かけてきました。


まずはいつもの場所ではなく、その近くの同じような雑木林の植生の場所から探索。
どの種類かわかりませんが、なにかイグチがでていました。
ちょっと老菌ぽい感じ?

その近くに、もう少し小さめですが同じようなキノコがでていました。
ヤマケイのキノコ図鑑を購入しましたが、フィールドで持ち歩くには重くて&読んでいると蚊の熱烈猛烈大量KISSを受けますので自宅に置いてきています。
キノコに詳しいかたにメッセージでお聞きしたり、このキノコを持ち帰り、帰宅してから自分でも調べ、これはアワタケだとわかりました。

特徴として、広葉樹の下にはえ、管孔は黄色で孔口(穴)が他のイグチと比較して大きい。
切っていませんのでちょっとわかりづらいですが、右の管孔の盛り上がりと柄近くの凹みから、このキノコの管孔は垂生ではないことがわかります。
そして傷をつけると青変しました。
でも、クロアザアワタケかも知れません。このへんはまだまだ勉強不足な私にはちょっとよくわかりません。


少し進んでいくと、大きなキノコが目に飛び込んできました。
でっかいなあ。
きちんと確認しませんでしたが、ヤマドリタケモドキの老菌だと思います。


少し場所を離れ、マンネンタケがはえている場所へ行ってみました。
まだ出ていますね。他のキノコもこれくらい長期間出現しててくれればいいのにな。


ベニタケ科のキノコ二種。
最初のはカワリハツかな?なぜか三角形だったのでパチリ☆
二枚目のはカブトムシのにおいがするキノコなのでケショウハツだと思います。
色味としては同じようなにおいをもつニオイコベニタケにも見えますが、図鑑によるとニオイコベニタケはマツ林やマツと広葉樹の混生林にはえるとありますので、マツがないここにははえないかなと。
このキノコのにおいを一番最初にかいだときは笑っちゃいました。だってまんまカブトムシ臭なんですもの(^^;


これの名前がわかりません。
綺麗なサーモンピンク、縁は白です。
図鑑で調べると、一番似ている容姿はマスタケ。でも、オレンジ色ではありませんし、これは縁の厚みが少し薄めなのです。
ついている木の種類はわかりません。
どなたか『これかな?』と思うキノコがありましたら教えてください。


ちょっと目立つキノコがありました。
白地に茶色の点々がなんだか可愛いですね。
調べたら、ハラタケ科のキツネノカラカサかな?
でも、柄の感じがなんか違う。ちょっと毛羽立っていますよね。
柄がこんな感じなのは図鑑で見るとワタカラカサタケ。でもこちらはカサの色が黄土色系となっていますので、やはりこれはキツネノカサカサかな?


これはヤマドリタケモドキなのかな?
なーんかカサの雰囲気や柄の細さが気になります。

こちらはまさしくヤマドリタケモドキですね。
カサの色がいろいろあるのですね。
インターネットのキノコグループに投稿されているヤマドリタケモドキの写真を見て、こげ茶から薄茶まで色味がある事をしらなければ思いっきり悩んでいました。

これを書いているのは実は9月半ば。今日までに短期間で多くのキノコを見て少しだけ経験を積みました。
カサの色よりも、柄の網目や手触り、質感などを見て選ぶようになりました。


で、帰宅。
ヤマドリタケモドキはもっと出ていましたが、この当時はまだよくわからなかったのでこれだけしか持ち帰りませんでした。
左の大きいものもヤマドリタケモドキだと思いますが、なんだか雰囲気が違っているような気がして食用にはしませんでした。
右の小さいアワタケは勉強用に持ち帰りました。


さて、食用として一本だけ持ち帰ったヤマドリタケモドキ。
虫食いも少なく良品だと思いますが、ネットで調べて虫だしをしてみました。
濃い目の塩水を作ってキノコ入れて・・・って、浮いちゃうやん。
なので落し蓋を使ってキノコが浸かるようにして約30分後チェック。虫っぽいものは数匹でました。ゴミかもしれませんけれど。
たぶん30分もやらなくてもよかったんだろうな。


さて、と
一本だけですからすぐに料理して食べればいいのですが・・・実は私は超怖がりぃ人間でして。。。
もしも違ってドクヤマドリだったらどうしよう(持ち帰ったキノコには柄に網目あるしそもそもこんな下界にゃドクヤマドリははえないっぽい)
自分が知らないだけで、他に似たドクキノコがあるかもしれない(初心者でキノコ知らないからこっちは可能性あり)

と、不安いっぱいでしたので、ひとまず、食べずに乾燥させておくことにしました。

フード乾燥器ぶいぃぃ~~ん
場所がもったいないので庭で採れたミニトマトも一緒に乾燥させています。

余談ですが、このフード乾燥器は『ドライフード工房 FDS-77』。
手ごろ価格かつ、他のフード乾燥器にはないジャーキー作り温度設定(68度)がありますので購入しました。
スイッチがなくてコンセントの抜き差しでONOFFとかですが、便利に使っています。

そしてキッチンではトマトとキノコの香り合戦開始。
出だしはトマトの香りが部屋中漂いまくり、後半はキノコの香りもでてきました。
両方ともイヤな香りではないので面白かったです。

そして約2時間半乾燥させました。
水分はだいぶ抜けましたがまだ柔らかさがあります。
完全乾燥までフード乾燥器を使うと電気代がもったいないので、これ以降は網にのせて冷蔵庫内乾燥にしました。
セミドライトマトは袋に入れて冷凍庫保存。なんだかキノコの香りがついたような気がしますが不快ではないのでOKでしょう。


乾燥保存にしてしまいましたが、今回初めてヤマドリタケモドキを収穫しました。
ブログの記事を読むと、今年は7月5日7月29日に見つけていたことがわかります。
で、8月16日にはもうヤマドリタケモドキは見つからなくて、8月24日にもなくて。
そしてもうすぐ9月になる8月28日、ヤマドリタケモドキがでていました。
梅雨と晩夏にでるキノコなのですね。
家の近所ではいつまででてくるか把握していませんので、これからちょくちょく通って記録したいと思います。





2 件のコメント:

  1. キツネノカラカサみたいのはザラエノハラタケかもしれません?

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    1. コメントありがとうございます。
      はい、私も最初ザラエノハラタケかな?と思いました。
      でも、ひっくり返したときにヒダがピンク色じゃなかったので、あれ?と思い、帰宅して調べてキツネノカラカサなのかな?と思いました。
      8月16日に見つけた白いキノコを調べているときに、シロオオハラタケの隣ページがザラエノハラタケで、面白い名前だなと覚えていました。

      写真のキノコのヒダは白色。ザラエノハラタケも最初は白色となっていますがのちにピンク色になると。
      写真のキノコはもうだいぶ成長してカサの端が少し傷みかけていたりしていますので、ザラエノハラタケならばこの状態ならばカサはピンクにならないとかな?と思いました。

      家の近所は雑木林なんです。ザラエノハラタケの説明には針葉樹林と書いてありますし、それから後だしになって申し訳ないですがこのキノコはちょっと小さめなんです。
      カサの直径はだいたい4センチくらい?一緒に写っている落ち葉と比較してもちょっと小さいかな?
      ザラエノハラタケのカサは7~20センチと書いてありますので、カサの大きさがあわないかなと思いました。

      なにぶん勉強中ですので捉えかたが違っているかもしれません。
      なにかありましたらまた教えてください。よろしくお願いいたします。

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