数年前に植えたルバーブの苗が今年も大きく成長しています。
ルバーブのジャム、美味しいです。
ホントは春に新芽が伸びだした頃に作るのが一番美味しいのですが、今年はなんだか放置しちゃって。
ルバーブはギシギシやスイバ、イタドリなどと同じタデ科植物です。
これらの共通点は酸味があること。シュウ酸を含んでいるからかな。
今回ルバーブジャムを作るにあたり、他の野草でもなにか甘いもの作れないかなと思い、チャレンジしてみました。
庭にたくさんはえているフキを使ってみましょ。
早春にはフキノトウ、春には葉や葉柄を食しましたが、この時期のフキはスジっぽくて美味しくありません。
春の柔らかい新葉の時はジャムにしてみましたので、今回も作ってみよう!
ということで、若いのを選んで収穫しました。
それからツユクサ。
これも庭にたくさんはえています。
ツユクサはクセのない味の野草ですので、こちらもちょっとチャレンジしてみましょ。
(ルバーブは野草ではありませんが、分けて書くの面倒なのでこちらにまとめてアップします)
収穫。
上がフキの葉柄、下はルバーブです。
ルバーブは汚れを落としてそのまま使えますが、フキは茹でてスジをとります。
ふきはやはり硬かったので、春と違い結構長めに茹でました。
適当に刻んでそれぞれ土鍋に入れて砂糖をかけて。
ちなみに分量はいつも適当です。
フキを切ると ジャキ っという抵抗感が。うーん、硬いかたい。。。
このまま砂糖が溶けるまで数十分放置。
今回は途中でお昼ご飯等ありまして、二時間ほどおいときました。
で、加熱。
ルバーブは加熱していくと自然に煮溶けていきます。
ルバーブジャムを作る時に白ワインと摩り下ろしリンゴをプラスすると香りがよくなって美味しいんですよー♪
・・・リンゴ入れすぎてリンゴ風味が勝っちゃった orz..
美味しいんですけれどね。。。
レモン汁を加えてルバーブジャム完成。
蕗のほうは加熱しても溶けずに硬いままです。
ハンドブレンダーでミキサーしてみたのですが、春の時とは違い、繊維が口の中に残ります。
なので絞って繊維を取り除きました。
ルバーブジャムには白ワインやリンゴなどを加えましたが、フキのほうは砂糖だけです。
春にふきジャムを作った時に白ワインなどを加えたらフキの味がしなくなっちゃって。
目的はフキシロップなので、余計なものは入れるのやめました。
水をだいぶ足しましたので煮詰めて水分をとばしていきます。
途中で味見をしながら砂糖を追加したり。これくらいかなというトロミでやめて加熱終了。
ツユクサも同様に、葉を下茹でして水にさらして刻んで土鍋に入れて少し煮てミキサーして絞って砂糖足して煮詰めてできあがり。
あ、もちろん、保存する容器、そして使う道具は煮沸殺菌しときましょうね。
まあ、糖度が高いから冷蔵庫保存ならばそんなに傷むものでもないのですけれど。
殺菌した瓶にそれぞれ入れてできあがり。
左はルバーブジャム、真ん中がフキシロップ、右はツユクサペースト。
ジャムやらシロップ、ペーストと、なんでそれぞれ名前が違うの?
えっとですね、感覚でそうつけただけで深い意味はありませんです、はい。
では、味の評価。
ルバーブジャム。
うん、美味しいです。
が、先にも書いたようにリンゴを入れすぎましたのでリンゴ風味が勝っちゃいました。
余談ですが、同じタデ科のイタドリジャムも美味しいですよ。
フキシロップ。
あの量のフキがたったこれだけになりました。
春に作ったフキジャムとは全然違う味です。
苦味が少しあり、なんだか樹液っぽい味になりました。
不味くはありません。むしろ美味しい部類です。私はこれ好きだわ。
そして露草ペースト。
こちらもほんのちょっとだけになっちゃいましたね。
ふきシロップは樹液風味になりましたが、つゆくさペーストのほうはなんと抹茶味に!!
これはびっくりしました。
煮詰めたことにより、少しざらついた舌ざわりもなんだか抹茶みたい。
こっちも好みの味です。
今回やってみて思ったのは、緑の葉の野草を糖分加えて煮詰めると結構面白いものができるんだなーっと。
料理して食べたら食感がいまひとつよろしくないイノコヅチも、こんな感じでペーストにしたらどうかな?とか、ヨモギだったらだいぶ香りがきつそう、など色々考えました。
・・・ドクダミでやっちゃなんねえ気がしますが。
つゆくさペーストと蕗シロップは野食会2016夏の会に持参して、友人が作ってきてくれたパンに塗って食べました。
けれど量が少なくて逆になんだか使いづらかったみたい。
これ、牛乳プリンやラクトアイスにかけて食べてみても美味しいかも。
また機会見つけて作ってみようと思います。
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