2016年6月25日土曜日

イノコヅチを使ったミーゴレン風焼きそばを作りました(ドクダミもね)。

美味しくない野草として(一部の人達の間で)有名なイノコヅチ。
味はクセがなさすぎて特徴ありませんし、葉はゴワゴワもそもそしてて食感よくないし、ちょっと硬いし。

都会のど真ん中の植え込みにもはえるくらい強い野草で頻繁に見かけますのでどんどん活用していきたいのですが、いかんせん美味しくない。
今までも柔らかい葉と芽を摘んで料理したりもしましたが、お浸し美味しくないしうどんの具も舌触りがよくないしで最近は見かけても採らなくなりました。
ええ、ここ三年くらい摘んでません。

と書きつつ、昨日採ってきていたり。
やっぱね、美味しくないと言ってばかりじゃあ面白くありませんので有効活用料理を作りましょう。

ゴワゴワ食感をなくすには、茹でてペースト状にするか、細かめに刻んで炒め物や揚げ物や餃子の具にするか、かな。
今回は炒め物でいってみます。

イノコヅチはヒユ科。
ヒユ科野菜をたくさん食べるのは東南アジアの国の人達。
それならばあちら風な味付けor料理にすればたぶん問題なく美味しくなるかなっと。

まずは下茹で。
大ボールいっぱいにあったイノコヅチも茹でちゃえばこんなに少なくなりました。
葉や茎が硬めですので、食べやすいように1.5センチくらいの短い長さに切り、葉は広いので葉の部分は縦にも四等分くらい切りました

それからドクダミの葉も用意。
写真では三枚ですが、味見をしながら結果6枚使いました。
プラス、後述しますが私用に刻んだだけのものも作りました。

ミーゴレンを食べたことも作ったこともありませんのでネットでレシピ検索して。
料理のイメージが一番つかみやすかったこちらを参考にしました。
と言ってと全部同じなわけでは当然なく、分量の割合のイメージ参考にさせていただきました。

私が使ったのは、ケチャップ、烏賊のいしる、オイスターソース、豆板醤、日本酒。

夫も食べますので、激辛ではなくてほんのりと辛い程度におさえました。
この調味ソースを結構たくさん作ってしまい、使うの半分くらいかなーと思っていたのですが、結局全部使いました。

調味料やイノコヅチ、ドクダミの以外の材料は、焼きそば麺、玉葱、ニラ、豚肉、目玉焼きです。

先のレシピを参考にしながら作りました。
脂の多い肉だったので先にじっくりと加熱して脂を出させ、それを使って麺や野菜など炒めました。
肉をソテーしてから玉葱を加えて炒め、麺を入れてさらにしっかりと炒め、粗みじんにしたドクダミ、茹でて切ったイノコヅチもくわえて調味ソースを入れ、全体をなじませ、目玉焼きを作ってのせてできあがり。


うん、味のバランスはだいたいOKでした。
辛さをほとんど感じず、ケチャップの甘味を後ろで感じる優しい味付けです。

夫は普通に美味しく食べていましたけれど、辛さが足りないので私は物足りなくて。味も優しいし。
なのでドクダミ葉を刻んでふりかけてみました。
プラス、唐辛子の酢漬けの残り液もたっぷりとかけて。

うん、すっごくうまい!
酢の酸味とドクダミの爽やかな香りがよくあっています。
でもこれって・・・他の人も美味しく感じるのだろうか???私だけ??
酸っぱいのも辛いのも苦手な夫は食べませんから比較できず。
いつか機会があったらだれかに作って食べてもらおうかなと思っています。

さて、肝心のイノコヅチですが、麺の食感でもってイノコヅチのゴワゴワさがまったく感じられませんでした。
イノコヅチ焼きそば、いいですね。
他のちょっとゴワゴワ食感な野草もそうですが、パスタやご飯、お好み焼きなどの炭水化物とあわせると結構美味しく料理できるなというのが、今までやってきて実感したことかな。


ごちそうさまでした。






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