2016年6月19日日曜日

ツユクサ料理の簡単レシピいろいろ

夏に摘める野草として優秀なツユクサ。
直射日光が強くあたる場所では葉が痛んでしまったりゴワゴワ食感になったりしますが、半日陰くらいのところで育ったツユクサは、夏を越しても充分に食用になります

ただ、主役にはなれない野草かな。味が弱いんですよ。
主張する味がありませんが便利な野草ですので、今までアップしていなかったツユクサ料理をここにのせていこうと思います。

まずは定番中の定番、汁物。
6月6日
6月9日
ツユクサは一度軽く茹でてから水にさらし、刻んで汁物に入れています。
アクがありませんので水にさらすのは荒熱をとる目的だけ。なのですぐに調理できます。
かきたま汁にもあいますよ。


麺料理の時も使っています。
6月19日
6月19日
野草を使った冷やしうどんを作りました。
ツユクサ、それからハルノノゲシも使っています。
両方ともさっとゆがいてから水で冷やして刻み、キュウリ、わかめ、ゆで卵、醤油出汁で煮た油揚げとエノキをのせ、しょうがを添えていただきました。
ツユクサは野菜と言っていいくらいクセがありませんので、こういうシンプルな料理にもよくあいます。
ノゲシはキク科独特の苦味がありますが、それがアクセントになっていて美味しかったです。


こちらは冷やしうどんの別バージョン。
7月3日
7月3日
茹でて刻んだツユクサ、ひき肉で肉味噌、ゆでたモロッコインゲン、シソ、それからポーチドエッグをのせました。
野菜のモロッコインゲンは表面が少しざらざらしていて食感がよろしくありませんが、ゆでると薄皮がはがれてきますので、丁寧に落として舌触りよくしました。


焼きそばにも使ってみたり。
6月20日
6月20日
焼きそばを食べようと思ったのですがキャベツがありませんでしたので野草を使いました。
使った野草は冷やしうどんと同じようにノゲシとツユクサ、それから剪定も兼ねてシロザもプラス。
はい、庭に食べられる野草をはやしていまして、脇芽がたくさんでて収量あがるように頂芽を収穫しました。
炒め物でしたらツユクサは下茹でなしでもいけると思うのですが、シロザは必ず下茹でしてから使いますので、他の野草もついでに茹でて水にさらしてから刻みました。
で、味の感想ですが、シロザはちょっと硬め食感ですので存在感あります。ノゲシはシャキシャキ食感とわずかな苦味がよい感じ。
でも、優しすぎる味のツユクサは存在感ゼロでした。
不味くはありませんが、焼きそばに入れるのはもったいないかな。


こちらは豆腐をのせて夏仕様な一皿に。
7月3日
7月3日
露草を茹でて刻んでシソとワカメ、ゆかりと一緒に甘酢醤油で和え、豆腐をのせてゆかりトッピング。
ゆかりとシソの風味、ワカメのつるつる食感と一緒になって、黙って出したら野草だとは気づかないと思います。

この日は他にもシロザを摘んで料理しました。
7月3日
7月3日
シロザは必ず下茹でしてから使います。
シロザだけでは量が少なかったので、野菜のヒユ菜も茹でて混ぜて刻んであります。
近所にイヌビユが自生していませんので私は野菜のヒユ菜を蒔いて栽培していますが、野草のイヌビユでも同じように使えると思いますよ。
写真二枚目の濃い色の葉物がシロザ&ヒユ菜です。
ひき肉料理と一緒にいただきました。


露草を漬物にもしてみたり。
7月15日
7月17日
(左の赤いのはドクダミをつけたもので、後でドクダミ料理のところに記載します)
三五八漬けにしてみました。
が、うーん、やはり味が薄い野草ですね。三五八漬けの味しかしません。
下茹でせずに入れたせいか、普通ならば少しぬめりのある葉なのに硬いです。

そのまま食べるよりも刻んだほうがいいなと思い、刻んで素麺のトッピングにしました。
7月18日
7月18日
はい、三五八漬けの味で全部美味しくいただきました。
露草は漬物にはむかないのかも知れません。
もしくは、茹でてヌメリをださせてから漬けるとまた違った感じになるかも。


ツユクサはとても綺麗に発色します。
その良さをいかしてヨモギのパウンドケーキに入れました。
7月17日
7月17日
緑色が濃い!
ツユクサは柔らかく茹でて刻んでからハンドブレンダーでペースト状にしました。
ヨモギはみじん切りのまま加えて。
レシピはこちらに書いてあります。

こんな感じでツユクサは普通に使える野草です。





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