2016年6月1日水曜日

ドクダミ酒、ドクダミ地下茎の甘辛煮、ドクダミ入れた炒め物

ドクダミの花が咲く頃、ドクダミ酒を仕込んでいます。
今年はちょっと遅くなっちゃったけど。

毎年梅雨前に庭の雑草を抜き取り、その時にドクダミも抜きます。
今年も収穫しました。
葉はドクダミ酒に、地下茎は甘辛煮にします。


まずはドクダミ酒の仕込みから。
水につけて表面についている汚れを綺麗に落とし、水分が残っていると痛みやすいらしいので、新聞紙の上に広げて水気を切ります。
葉表面が乾き、茎との境にも水がたまっていないことを確認したら適当な大きさ(私は8センチくらい)に切って、煮沸消毒した瓶に詰め込み、ホワイトリカーを注ぎます。
これはお昼頃の写真。
糖分を入れませんので抽出が弱い気がしていつも瓶いっぱいにドクダミを詰めてホワイトリカーを注ぐのですが、今回はちょっと少ないですね。

なので夕方、もう少し摘んできて足しました。
お昼に入れた葉がもう変色していますね。
瓶の上までホワイトリカーを入れて蓋をしめ、一階の温度変化が少なくて暗い場所に置きました。
半年後くらいに葉を取り出して保存します。
http://yasou5656.blogspot.jp/2016/05/blog-post_3.html


上の写真の横に写っているのはドクダミの地下茎です。
すでにヒゲ根を取って下茹でしてある状態ですので綺麗ですね。
このヒゲ根をとるのが結構大変で。。。
ちまちまと爪で削ってとっています。
綺麗にとっても硬い地下茎は使えないのですけれどね。
硬さ判定などレシピは去年のブログに詳しくのせていますので、興味あるかたご覧ください。


ドクダミの葉を摘んで、料理にちょこちょこ使っています。
この日のお昼ご飯は醤油味の豚丼を作ろうかなと思っていたのですが、変更してトムヤム味の丼にしました。
もちろん、ドクダミも入れて。


で、こんな感じでできあがり。
味付けは桃屋のトムヤムクンの素。以前使って手軽で美味しかったのでリピ買いしています。
二人分でドクダミの葉1枚は少なすぎました。味があまりしません。
やはり2枚は必要かな。

私の丼の上には唐辛子レモンドロップの酢漬けもトッピング。
大好きな唐辛子なのですが、これで在庫が全部終わってしまってとっても悲しい。。。今年たくさん仕込もう。


ここまでがドクダミ抜いた当日のお話。
翌日の夜、ドクダミ地下茎の甘辛煮を作って食べました。

これがね、もうね、すっごく美味しくってね。
毎年作っていますが、今までの中で一番美味しくできた気がします。

ご飯との相性もバッチリ!

変わった食材やヘンな味の料理は受け付けない夫もこれはうまいうまいと言いながら食べていましたので、一般の人でも大丈夫な味に仕上がっていると思います。
ほんと、珍しい物イコールうまい!という脳内変換をしない夫は料理の指針になりますからすごく助かります。

食材となる柔らかい地下茎はほんの少し。そして地面の中ですので収穫しづらく、下ごしらえも手間がかかる。
それでもこの味が食べたくて毎年作っています。
今年は上手にできましたし、今年はもういいかな。
庭のドクダミたち、来年もまたよろしくね。
ごちそうさまでした。





2 件のコメント:

  1. こんにちは!野食ハンマープライスからたどって来ました。食べられる野草にずっと興味があるのですが、イマイチ実践に移れてません。こちらのブログはとても参考になります^ ^ 先日、胃痛の際になにかその辺のもので治せないかと探し、近所は大して自然に恵まれていないのですが、アカメガシワを食してみました!お皿に使うと書いてあることは多いですが、食べるってなかなかないですよね。毛が生えているので天ぷらなら気にならないかもしれませんが、さっと茹でただけだったので、口当たりは悪いし苦いしで美味しくありませんでしたが、薬効はバツグンでした‼︎

    返信削除
    返信
    1. アカメガシワって食べられるのですね。今検索して知りました。
      そして有毒なものが多いトウダイグサ科でも食べられる植物があることも初めて知りました。
      私はお金がなくて野草を食べ始めた人間ですので、食べて美味しいものを中心に据えています。
      野草の薬効成分についての記事をよく見かけますが、そのあたりのことはまったくと言っていいほど意識してないんですよ。野菜にだって薬効成分はあるでしょうし。
      胃痛に対して薬効があってよかったですね(^^)

      削除