2018年3月28日水曜日

つくしの頭の砂糖菓子(?)

我が家の庭にはスギナが少しはえています。
でも、庭でつくしを見た事がありませんでした。

今日、エアコン設置のため、いつもは入らない敷地内に入ってみました。


あるじゃんーー


頭が開いてなくて胞子がしっかりと詰まった良いサイズですね。
小さいのもありますが、簡単には入れない場所ですので、出ていたものを全部摘み取りました。


土筆料理を今までも何度か作っていますが、頭の苦みがどうも苦手で。。
苦いなら甘くすればいいじゃない。
ということで、砂糖で煮てみる事にしました。

目指すは『蕗のアンゼリカ風』のようにする事↓
砂糖が粉をふいたように全体についていて、これ、好きなんです。
んでもつくしの茎は細いからこんな感じにはならないだろうなぁ、、と思いつつ、試してみました。



やっぱできないや(´・ω・`)

砂糖が粉ふいたようにはならず、べっこう飴状態ですね。。


今回やった方法
  1. 胞子の苦味が苦手なので、最初に穂の部分だけ湯につけて2分くらい茹でて胞子をできるだけ落としてから、全部を湯に入れてさっと茹でて水にさらし、キッチンペーパーで水分をしっかりととる。
  2. 鍋に水と砂糖を入れ、焦がさないように煮詰め、つくしを入れる
  3. つくしを入れると水分がでてくるので、つくしを一旦取り出し、砂糖水を煮詰め、またつくしを入れて砂糖水をからめる(今回は二回繰り返した)
  4. 頃合いを見て取り出し、クッキングペーパーの上で一本ずつ冷ます


うーん、まあ、失敗ですわなあ。。。


とりあえず試食してみました。
まずは茎の部分。
飴がしっかりと絡みつき、噛むと歯にくっついて困ります。
そして繊維質が強い感じになってしまい、噛み切れません。

茎はあかん。
でも、頭の部分、これは結構イケました。

私は胞子の苦みが苦手なのですが、砂糖の甘さが苦味をコーティングしていました。
最初に噛んだ時には感じないのですが、かみしめていると、抹茶のような粉っぽさの中に海苔のような風味がしてきました。
ほんとの海苔ではなくてもっと人工的な、強いていえばポテトチップス海苔味のような風味です。
そして苦味は感じませんでした。

ツクシの頭と砂糖、相性がよさそうです。
これからは茎は煮物に、頭は砂糖菓子にすればいいかな。
ただ、要改善です。
  • 飴状にならないようにするために、茹でてから粉砂糖の中に入れてみる
  • 形にこだわらずに、粉砕して砂糖とともに蜜にする
  • 小麦粉との相性がわからないけれどクッキーにする
  • 牛乳との相性がわからないけれど生クリームに入れてみる
  • ペーストにして白あんと混ぜてみる
こんな感じかな。
頭だけならば加熱後に細くなる事もたぶんないでしょうから、蕗のアンゼリカ風の手順でもいけるかもしれません。

ところで、胞子って別に毒ありませんよね?
これを食べた後一時間くらい水分や物を口の中に入れませんでした。
そしたら粉っぽさがずっと口内に残ってて違和感がありました。
ちょっと心配になって検索。
wikiに載ってますねえ。。
しかし、チアミナーゼ[4]、アルカロイド、無機ケイ素などを含むため、多量の摂取は推奨されない。また、心臓、腎臓の疾病を有する人、ニコチンに対する過敏症を有する人の摂取は禁忌とされる[4]。さらに、チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症を起こす恐れがある[4]とされている。
ふううううむ。。。
でもどれくらいの量で症状が出るか書いてないし、他のところを見ても多食禁止程度しか書いてない。
そして胞子だけが有毒とは書いてないからたぶんつくし全草が、なのだろう。
まあ、普通に食すくらいならばOKということなのでしょう。


ということで、次回に活かすべく、覚え書きしときました。
ちゃんちゃん。






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